Visceral Gamesの”Project Ragtag”、ストーリー詳細と惑星オルデランの重要性


いまだベールに包まれているVisceral Games開発のスター・ウォーズのゲームですが、前回の記事では主人公”Dodger”がいかにして故郷オルデランの惨劇を免れたのかを説明しました。

リーク情報によるとこのゲームは”Project Ragtag”と呼ばれており、今回の記事ではこの”Project Ragtag”のメインストーリーの背景についてさらに掘り下げていきます。

前回の記事のあらすじ

©EA / Visceral Games

惑星オルデラン出身の主人公”Dodger”は帝国軍の徴兵を拒み、逃亡者としての生活が始まります。故郷オルデランが破壊された後も、彼は帝国軍が作成したサバイバーリストに登録され、その命が狙われ続けることになります。

ストーリーが進むなかでDodgerに大きな仕事のチャンスが舞い込みます。それに成功することで彼は帝国軍のリストから名前を抹消することができるというわけです。

ここまでが前回の記事で扱った範囲なのですが、実は彼と故郷オルデランとの繋がりはストーリー上も大きな役割をもちます。惑星オルデランの重要性が今回の記事のポイントになります。

Visceral Gamesが開発のゲーム、ストーリーやキャラクター情報などがリーク

惑星オルデランの重要性

デススター破壊以後、帝国軍はアウターリムでの締め付けを強化します。中規模クラスの犯罪者グループ”the Rang Clan”のボスは、この機会を帝国軍との関係を深め距離を縮めるチャンスととらえます。

the Rang Clanは同じ時期に、クランがおこなっている掘削事業にて紫色のガスを発見しているのですが、そこはかつて惑星オルデランが存在していた場所でした。

この紫のガスは兵器化が可能とされ、the Rang Clanはオルデランの墓場でその兵器のテストを開始します。the Rang Clanのボスとターキン・イニシアティブ(the Tarkin Initiative、帝国軍のシンクタンク)は、こうして凶悪な兵器を手にします。

この兵器の恐ろしいところは、ある場所に散布することでその環境にいる全ての生き物が石化されてしまうという点にあります。邪魔者だけを排除して、なおかつその場所を一切破壊しないでそのまま奪うことができるため、帝国軍の占領政策にとっては戦略上重要な意味をもちます。

いかなる武器すら存在しない平和な惑星だったオルデラン。帝国軍はレイアに対する見せしめとして彼女の目の前で惑星を消滅させ、今ではその廃墟が凶悪な兵器として利用されようとしているのです。

この場面を描くコンセプトアートは美しくもあり、同時にまがまがしいものでもあるといいます。紫の霧のなかをスターデストロイヤーがカメラに向かって近づいてくる場面を描いたものなのですが、宇宙空間の暗闇と重なり幾通りものパープルが影とコントラストされています。

ストーリーのなかでDodgerは、この兵器がある人物に使用されるのを目撃します。その人物はDodgerが家族と呼ぶほど深い関係にありました。Dodgerはこのまま逃げ続けるのか、それとも今こそ立ち上げるときなのか…。彼は決断を迫られます。

オルデランの亡霊が今でも彼を苦しめ、追い払うことはできません。Dodgerは反乱同盟軍が彼の故郷を死に追いやったとして、彼らを責めます。しかしDodgerもやがて彼らと共に戦うことになります。

もし誰もthe Rang Clanと the Tarkin Initiativeを止められない場合、銀河に待ち受けるのは暗い未来です。それを阻止できるのはDodgerと彼のRagtagクルーだけなのです。

感想

今回紹介したストーリーはあくまで概要なのですが、それでもかなり綿密に練られたストーリーであるように思えます。プロットとしてはシンプルであり、それでいて細部にまでスター・ウォーズの息吹が感じられるという不思議な雰囲気に満ちています。

主人公がスーパーパワーの持ち主ではないところも個人的には気に入っています。Dodgerは『ローグ・ワン』のジン・アーソのような組織に属しない流れ者です。そしてあるとき運命を変える出来事が訪れ、そのとき彼は大きな選択を迫られることになるわけです。

Dodgerとその仲間たちが帝国軍を阻止することができれば、銀河のたくさんの命が救われ、社会の底辺でくすぶっていた彼らは一躍ヒーローとなるでしょう。

彼らに待ち受けている結末としては、『エピソード4 / 新たなる希望』のような生存ルートと『ローグ・ワン』の全滅ルートが考えられるのですが、個人的には『新たなる希望』のエンディングの再現を期待したいです。

Source: SWNN