キャンセルされたVisceral Gamesの”Project Ragtag”、ストーリーあらすじ


Visceral Gamesは数年前からスター・ウォーズのゲーム(仮題”Project Ragtag”)を製作していたのですが、残念ながら昨年10月にスタジオが閉鎖されるという結果に至ってしまいました。

EAの発表によると、ゲームデザインをリニアストーリーからオープンワールドに変更するとのことで、すでに作成されたゲームアセットは今後も使用されることが説明されています。ただ、やはりゲームのリリース自体は数年後とみられており、まだまだ待たなければいけないという状況にあるようです。

実はこのゲームのストーリー概要がすでにリークされており、非常に面白い内容なので今回の記事ではそれを取り上げます。個人的には「もしかしてハン・ソロも似たような誘拐劇のストーリーがあるかもしれない」と密かに思っています。

登場人物

©EA / Visceral Games

Buck: 60代後半から70代前半の男。人生の大半を悪党として過ごす。彼はこれまで孤児を集め、鍛えてきた。反乱軍に加入したことでターゲットにされてしまう。

Dodger Boon: Buckの弟子。演じるのはTodd Stashwick。オルデラーンの出身で、帝国の徴兵を拒否して17歳のときに故郷を飛び出す。デススターによってオルデラーンが破壊されたことで、彼の中には生き残った者としての罪悪感が残っている。帝国の生存者リストに名前が載っていて、それを消す必要があった。そのためジャバ・ザ・ハットと仕事をすることになる。

Robie Mattox: 愛想のない女ガンスリンガー。Natalie Moralesが演じる。コルサントの1313エリアで孤児として犯罪グループに育てられる。ドロイドが大の苦手。ゲームの続編があれば、このキャラクターが主人公となる可能性があった。

Lunak: 50代の男性。種族はGudonで大きな身体をしている。船のメカニックで、ボイストランスレーターを身につけている。

Doc: 反乱軍のフィールドメディックのドロイドで、ドジャーによって盗まれたもの。

Wil Nightstarv: 30代後半の男性で種族は人間。ドジャーの友人で数年の付き合いになる。威勢のよい性格をしていて、人に好かれるタイプ。

Oona Sable: 20代の裕福な女性で甘やかされることに慣れている。

Zanni: 30代後半の男性で種族はAnzat。フォースを少し使うことができるものの、その力を正義のために使うことはない。油断ならないひねくれもので、ドジャーはこの人物の助けが必要なのだが、あまり乗り気ではない。ストーリーが進むにつれ、彼は本当に価値のあるものに気付くことになる。

Korzan Sable: ラング・クランの副首領。危険な野心家で、紫色のガスを帝国のために武器化できることを発見する。

ストーリー概要

帝国による新たな規制は闇社会を混乱に陥れていた。ブラックマーケットが帝国に占領される中、ある者はそれを逆手に儲け、一方でそれを快く思わない連中もいた。

ラング・クランは元々コルサントを拠点にしていたが、タトゥイーンの地理的に割の良い環境を求めてこちらにやってきた。ジャバ・ザ・ハットが支配するこの星で活動する許可を得ることができたのは、ラング・クランが帝国と一定の関係にあったからだ。ハット一座とラング・クランンの双方が帝国支配の下で権力を求め、このことがアンダーワールドの社会で亀裂をもたらしていた。

そんな中、ジャバ・ザ・ハットは主人公ドジャー(Dodger)に仕事を持ち掛け、彼とその相棒のロビー(Robie)はラング・クランのナンバー2の娘、Oona Sableを誘拐することになる。ジャバはラング・クランをタトゥイーンから追い出すために、これを取引材料にしようと企んでいた。

©EA / Visceral Games

ヴィランはラング・クランのナンバー2のKorzan Sable。彼女はオオナ(Oona)の母親でもある。主人公の敵としてKorzanの手下やクリモラ・シンジケートなどが登場するが、Korzanはその中でも最も残酷な人物だ。彼女はオルデラーンの墓場で帝国のために新たな兵器を開発していた。

一方、BuckはタトゥイーンのMos Elreyという小さな村で暮らしていた。平地の下に位置する渓谷で、そこには集落が存在している。Buckはここで暮らし、活動をおこなっているのだが、反乱活動を扇動していることが最近突き止められてしまっていた。

©EA / Visceral Games

ドジャーとロビーがオオナを誘拐した後、彼らはドジャーのかつての師匠(Buck)が現在は反乱活動に参加し、同盟軍を支援していることを知る。昔のBuckとはかけ離れていたため、ドジャーは困惑してしまう。ドジャーは彼から警告の信号を受け、急いでMos Elreyに向かうのだが、そこで恐ろしい光景を目の当たりにする。

その地は帝国軍の新兵器のテストグラウンドとして使用されていた。新兵器のテストはKorzanの指揮下のもとで実施され、その裏にはターキン・イニシアティブ(この組織はデススターも製造)の存在もあった。Buckも含めてMos Elreyにいた全てのものは石灰化され、恐怖の中にある姿でそのまま固まっていた。人々は全員死亡していながら、集落や構造物は一切無事という状況にあった。

Korzanの手下たちは村に残された金目の物を略奪していて、帝国軍は新兵器の結果に満足の様子だった。ドジャーとロビーは集落の破壊と略奪をおこなっているのを目撃するものの、同時に新兵器の存在を裏付ける証拠(インテル)を入手していた。

ふたりはその場所を離れた後、オオナをジャバの牢屋から取り戻す。

©EA / Visceral Games

ミッションを一緒に経験するクルーは、ドジャー、ロビー、そしてオオナ。後にZanniという名のペテン師も加わる。彼は元々はジェダイになるはずだったのだが、今ではフォースの力を使って他人を騙している(ドジャーは彼のことが気にくわない)。メカニックのルナック(Lunak)は基本的にチューバッカのような役割。またウィル・ナイトスター(Wil Nightstar)という悪党/スマグラー、そしてドロイド”Doc”もいる。

RagtagクルーはXibarizに到着する。そこはラスベガスのような場所で、ムービーシアターも存在する。犯罪集団”Baldmiroファミリー”がそこを取り仕切っていて、内部への立ち入りを許されるのは裕福な者や権力者のみなのだが、オオナは中に入るためのパスを所有していた。

クルーメンバーがXibarizの中を進むときに、Buckの古い友人でかつての恋人でもあるAnada Airenaと行動を共にする。彼女はBaldamiroファミリーの幹部でもある。メンバーは彼女に連れられて酒場を訪れる。その場所ではラング・クランと帝国軍の会合がおこなわれている最中だった。

そこでKorzanがオルデラーンの墓場のこと、また新兵器のテストの話をしているのを耳にする。ドジャーの心は動揺する。彼はオルデラーンの出身で、帝国軍の徴兵から逃げたという過去があった。ここではドジャーがオオナを誘拐した理由も明らかになる。デススターによってオルデラーンが破壊された後、帝国軍はオルデラーンの生存者リストを作成しており、ドジャーはそのリストから自分の名を消そうとしていた。

©EA / Visceral Games

Korzanと帝国軍の機密情報を知った主人公たちは、Xibarizから脱出するため命がけの逃亡劇を繰り広げ、その時にメンバーは散り散りになってしまう。オオナとウィル(悪党/スマグラー)は一緒に逃げる。オオナは自分の母親が大量虐殺で金儲けをしようとするモンスターであることを知り、打ちのめされる。しかしこのことがきっかけとなりオオナは変わり、甘えたお嬢様の姿は彼女の中から消えつつあった。

ドジャーとその他のメンバーは惑星”Oto-Phagii”に不時着し、そこで荒れ果てたスパイス鉱山を発見する。現地の者たちはスパイス依存症で、巨大なハットを崇拝していた(種族はハットでアルビノ、名前はMammo)。ドジャーは捕まってしまい、Mammoのための生贄として捧げられそうになるものの、ルナック(メカニック)によって命を救われる。

次にクルーたちは植民地化された古い惑星を発見する。かつてクローン戦争の頃、共和国のアウトポストとして使用されていた場所で、そこでクルーメンバーはPilaf少将に出会う。彼はクローン戦争が終結したことを知らずに20年以上も一人でそこにいて、唯一の友人は再プログラム化されたスーパーバトルドロイド(名前はI-ZK)だけだった。Piliaf少将は外の世界で起きたことを知らされ、Korzanを倒すためにクローン戦争時代のテクノロジーや武器、船などを提供することを承諾する。

彼らはジャンクヤードの小さな星でウィルと合流する。そこでウィルが実はKorzanのエージェントで、Mos ElreyにあったBuckの集落を陥れたのも彼の仕業であることが判明する。ウィルはオオナを母親に渡し、機密情報も破壊してしまう。反乱同盟軍はロジャーたちの話を信用しておらず、そのため彼らは証拠を渡す必要があった。

ドジャーはウィルと決闘をおこない、ウィルを倒す。

クルーはオルデラーンの墓場に急いで向かい、クローン戦争時代の船でKorzanに戦いを挑む。オオナを救出した後、巨大なコマンドシップ(あるいは小惑星にあるマイニングの施設の可能性も)を爆破する。オルデラーンの墓場には紫の蒸気が広がり、帝国軍の新兵器の野望はここで終わりを告げることになる。

©EA / Visceral Game / MSW

Source: MSW


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