スローンとファーストオーダー、未知領域の脅威、次回作など – ティモシイ・ザーンが語る


オレゴンで開催されたコミコン、「ROSE CITY COMIC CON 2018」にスローン小説の作家として知られるティモシイ・ザーンが出席しています。

パネルディスカッションの中では、未知領域の脅威、ファーストオーダーの評価、次回作の進捗状況、マラ・ジェイドなど、興味深い話を聞くことができます。

ストーリーグループによるサポート

ルーカスフィルムのストーリーグループは権力が強すぎて、スター・ウォーズの創作に口出ししすぎているのではとの指摘に対し、ティモシイ・ザーンはそのような批判は正しくないと話し、むしろ大きな助けを得ていたことを説明します。

例えば、最新作の草稿を書いているときも編集の面で大変助けられたこと、またストーリーグループが世界観の統一、連続性、ディテールなどの問題を解決してくれたおかげで、自分は細かな点に気を配ることなくストーリーに集中できたと語ります。

ティモシイ・ザーンいわく、選択肢は与えられるが、クリエイティブな面で自由を与えられるということのようです。

さらにもう1点面白いこととして、スター・ウォーズの正史においては、映画が他のカノンの内容を上書きできるとし、そのため映画の最新作の制作状況を把握しているストーリーグループが、その他のカノン作品をチェックすることが重要なのだといいます。

スローンがアニメに登場した経緯

スローンが『反乱者たち』に登場することを知ったときのエピソードも披露されています。

まず、ディズニー買収後、カノン作品が一度リセットされることを知り、ティモシイ・ザーンはエージェントを連れルーカスフィルムと接触し、新しい小説を書くことへの興味を伝えます。

その後はなんの音沙汰もなかったものの、ある日突然、ルーカスフィルムの会議に招待されることになり、当日姿を現したデイブ・フィローニがスローンをアニメに登場させる考えを表明したといいます。

©Lucasfilm

ティモシイ・ザーンはその瞬間まで一切情報を知らされず、その後も秘密保持の関係から、家族以外には話すことはなかったようです。そして、スター・ウォーズ・セレブレーションにてフィローニがアナウンスする日、そのときを家族と一緒にライブ配信で眺めます。

会場が歓声で湧き上がる光景を目の当たりにし、率直なところ「喜びと恐ろしさが入り混じった気持ち」を感じたと話します。

ファーストオーダー

「もしスローンが今の時代に登場するとなると、ファーストオーダーではどんな役割を担うのか?」との質問を受け、ティモシイ・ザーンは次のような考えを示します。

スローンは未知領域に潜む脅威に気付いていた。帝国の味方となった理由は、帝国軍が未知領域の敵(『Thrawn: Alliances』に登場)と戦うための十分な戦力を保有していたから。もし、反乱軍にそれに対抗するだけの戦力があれば、スローンは反乱同盟軍の勢力についた可能性もある。

しかし、スローンはファーストオーダーに対しては同じ考えを持たない。ハックス将軍は滑稽で、カイロ・レンは不安定なこともあり、彼らと組むことはないだろう。

帝国の崩壊後、スローンは未知領域に戻り、脅威と対抗するための新たな仲間、同盟者を探したことは十分あり得る。

スノークについての言及はなく、あくまでハックスとカイロ・レンを例に出し、ファーストオーダーを評しています。しかし注意点として、上記の話は単にスローンがどう分析するかの話であって、ザーン自身の評価とは関係はないとのことです。

小説の次回作

スローンの次回作に入る前に、デイブ・フィローニとJ.J.エイブラムスのふたりのアクションを待つ必要があると説明します。

ザーンいわく、デイブ・フィローニの頭の中ではすでにスローンの行く末が決まっているようだが、それがいったい何なのかは聞かされていないとのことで、ザーン自身も次回作のためのアイデアはいくつかあるものの、開始する決定権があるのはフィローニのため、現在はそれを待っている状態だといいます。

一方、J.J.エイブラムス監督とエピソード9についての詳しい言及はなく、スローン小説を一旦停止する理由とEP9の進行がどう関係するかについては説明を避けます。ただおそらく理由としては、スカイウォーカー・サーガの結末と銀河の情勢を判断してから、次回作に取り掛かりたいものと推測されます。

マラ・ジェイド

ティモシイ・ザーンはマラ・ジェイドの生みの親でもあり、先日のコミコンでも「(彼女に関する)良いアイデアがあれば、ルーカスフィルムに提案する」と語っており、マラ・ジェイドの復活にかなり前向きであることが分かります。

そして、今回のトークセッションが終わる寸前にもマラ・ジェイドについて質問を受け、ティモシイ・ザーンはマラ・ジェイドを誕生させた理由として、「ルーク・スカイウォーカーに対抗する人物を用意するため」と答えています。

©Lucasfilm

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まあこの辺はニュアンス的には、『反乱者たち』のインクイジター(尋問官)の役割に近いかもしれませんね。続三部作でいえばレン騎士団(ナイツ・オブ・レン)に当たり、もし登場させるならEP9が絶好の機会なのではと期待しています。

最近の流れを見ると、レジェンズキャラのスローンがアニメに登場したり、ヘラの子供が”ジェイセン”という名前、『ハン・ソロ』にタグとビンクがカメオ出演、などなど、レジェンズ設定の要素がちょくちょく顔を見せているため、意外とマラ・ジェイドの立ち位置に似たキャラクターがEP9で披露される可能性も…無きにしもあらず?そんなふうに思っています。

もし本当にレン騎士団を登場させるとすれば、少なくともカイロ・レン以外にも6人は存在するため、そのうちの一人が女性キャラというシナリオは十分考えられそうですね。

©Lucasfilm

Source: SWNN


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