『最後のジェダイ』ルークが目撃したベンの心の闇、小説に詳細が


ベン・ソロはいかにしてダークサイドに堕ちたのか。カイロ・レンが誕生するまでのバックストーリーは『フォースの覚醒』の頃からずっと気になっていたことなのですが、『最後のジェダイ』では三通りの回想を段階的に示すという”羅生門形式”でそれを説明しました。

三回目の回想でルークが説明した話によると、

「スノークによって彼の心はすでに変えられていた。自分が愛するもの全てをこの子は破壊してしまう。本能が告げる。それを止めるには今しかない。(ライトセーバーを起動)全ては一瞬だった。そして残されたのは恥の気持ちとその代償だった。」

映画の中でルークがベンの心を覗いているとき、そのバックには叫び声も流れるのですが、ルークがいったい何を見たのかまでは言及されることはありませんでした。

しかし、小説の中ではその具体的な内容が記載されており、それによるとルークが目撃したのは「ベンが弟子たちを殺害している光景。炎に包まれているジェダイ・テンプル」というシーンだったようです。

考察

カイロ・レンの説明(2回目の回想)がレイの心を揺さぶり、その後ルークを殴り倒し「ベンを殺そうとしたのは本当なの?あなたがカイロ・レンを作ったの?」というセリフに繋がります。

多分映画を見た人もあの場面の印象が強くて、「ルークが甥にライトセーバーを向けるなんておかしい!」と感じたかもしれません(私も公開当日は同じこと言ってた)。ただ、ルークが目撃したベンの闇の中身が、弟子たちが殺害されている場面だったとすると、私としては逆に「ルークはよくあの場面で、ライトセーバーを起動するだけで思いとどまったなあ」と称賛の気持ちも感じます。

©Disney / Lucasfilm

あの場所で修行している弟子たちは、ルークにとって全員が大切な存在であったことが想像できます。孤児であればルークが親代わりだし、またジェダイのトレーニングをするために親元を離れた弟子たちに対しては、ルークには彼らの人生を任された責任があります。

そんな大切な弟子たちが、よりによって自分の妹の息子、ベンによって手にかけられてしまう…。たしかにフォースの未来予知は確実ではないものの、ルークはやはりそれを確信するだけのものを感じていたことが推測できます(実際直後にその場面が発生する)。

撮影時のビハインドシーンによると、マーク・ハミルはジェダイ・テンプルが炎に包まれるのを目にし、倒れ落ち、そのまま泣き崩れます。おそらくルークも同じような状態になったことがうかがえます。

その後、『フォースの覚醒』でハンが言ったように、ルークは初代ジェダイ・テンプルを探す旅に出て、そのまま姿を消すことになります。


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