『最後のジェダイ』ルークの最期の決断、監督とマーク・ハミルが語る


この記事には『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』のネタバレが含まれます

Entertainment誌にてライアン・ジョンソン監督とマーク・ハミルのインタビュー記事が掲載されていて、その中でふたりはルークがとった”最期の決断”について語っています。

ルーク・スカイウォーカーが映画から去るというシナリオは、ファンにとってはショックが大きかったと思います。私も映画館では一体何が起きているのかいまいち飲み込めず「???」状態でした。なぜこの段階でゴースト化する必要があるのか…と。

映画を見終えてから少し時間が経過したので、今では落ち着いたものの、今回のEW誌の記事を読んでまた落ち込んでしまいました(笑)うーん、結局のところルークを消す必要あったの?とやり切れない気持ち、喪失感がふつふつとわいてきました。

基本的にインタビュー内で面白いと思った箇所は、

  • マーク・ハミルは今でも否定的
  • 脚本を読んだ後、マーク・ハミルは「エピソード9まで待てないのか?」と交渉した

一方、ライアン・ジョンソン監督は

  • 新キャラクターによりフォーカスするためには、ルークが去る必要があった
  • ルークの冒険はジェダイの帰還で幕を閉じた。この三部作はレイ、フィン、ポーによる冒険
  • ルークの今後の物語はレイと二人三脚で語られる

と考えているようです。

個人的には『最後のジェダイ』のストーリーを考慮しても、特にルークが退場する必要はなかったような気がします。やはりルークは特別な存在なので、マスター・スカイウォーカーがライトセーバーを使うようなシーンはもう二度と訪れないかと思うと残念です。

もちろんフォースゴーストとしての登場は十分考えられるのですが、実体化した状態でのアクションはこの先見られないと思うと…。うーん、やはりライアン・ジョンソン監督の決断が正しかったのかどうかは今でも疑問です。これを受け入れるのにはもう少し時間がかかりそうです。

ただもしかするとEP9のプロット上、ルークがどうしてもフォースゴーストとなっている必要があるという可能性もあります。まあ、まだ三部作の真ん中なので、ストーリー上妥当だったのかを判断するのは今の段階ではまだ無理かもしれません。

以下、EW誌からの抜粋です。

ルークの最期、マーク・ハミルと監督が語る

銀河を超えて自分自身の投影を送るという行為は、ルークに重い負担となった。地面に這いつくばり、薄れゆく意識の中、ルークが見つめていたのは水平線に浮かぶ二つの太陽だった。1977年のオリジナル映画、若きスカイウォーカーがタトゥイーンの二つの太陽を眺め、銀河の冒険を夢見ていた姿が思い出される。

©Disney / Lucasfilm

やがてルークの身体は消え去り、そしてオリジナル映画と同じテーマ曲が流れる。

この最も愛されているキャラクターの最期について、ライアン・ジョンソンは次のように話す。

「抵抗感は大きかった。私はとても恐ろしくなったよ。あの重要な場面において、こうなるのは決して間違っていないのだと理解したとき、自分の中で恐怖感が広がっていった。」

ジョンソンによると、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOとスター・ウォーズのストーリーグループとは徹底的に話し合ったという。

「脚本を書いて、それを彼らのデスクに置いていく、なんていうものではなかったよ。最初の段階からルーカスフィルムの人たちと共同作業にあたるというのが、私にとってはとても重要だった。サンフランシスコに何か月も行って、彼らと情報を共有するために週に数回は通い、そこで自分のアイデアをぶちまけるんだ。特にどでかいやつをね。」

ジョンソンにとってのゴールは観客、そしてまたキャラクターをも突き動かすようなルークの最期を作り出すことにあった。

「私は今でも否定的だけどね。」マーク・ハミルは冗談を言う。「単に別の場所に移動しただけかと思ったよ。」

またライアン・ジョンソン監督がおこなったQ&Aセッションでは、あの姿を消すシーンに少し欠陥があることが明かされている。

「あるとき皆で部屋にいるときに、”そういえばメタル製の手が地面に落ちたら音がするはずだぞ”って話になったんだ。」

©Disney / Lucasfilm

一方マーク・ハミルは自身のキャラクターの最期を深い悲しみと共に受け入れることになった。彼が否定的な考えを持っていたことはよく知られたことだが、当初彼はなんとか交渉してみようと試みたようだ。

「最初に私が言った言葉は”もう少し待って、エピソード9でそれをするっていうのは?”というものだった。」

しかしライアン・ジョンソンによれば、このトリロジーが終わりに近づくとき、新キャラクターにより焦点を合わせることが必要なのだという。

「ルーク・スカイウォーカーの冒険はジェダイの帰還で幕を閉じたと思っている。この三部作はレイ、フィン、ポーの冒険なんだよ。ルークの今後の物語はレイと二人三脚で語られることになる。」

©Entertainment

Source: Entertainment


『最後のジェダイ』ルークの最期の決断、監督とマーク・ハミルが語る」への2件のフィードバック

  1. 実験鼠

    再度失礼いたします。
    いや~酷評されている方多いですね^^;
    EP8を支持したい私としては、見ていてなかなか辛いものがあります。
    確かにツッコミどころはあります。でもそれは旧作にもあったと思うので、許容すべきと個人的には思うのですが。
    批判されている方の根底にあるのは、やはりディズニーに対する反発が大きいような気がしますがどうでしょうか?
    「ディズニーにスターウォーズが荒らされている」という思いがみんな強い気がします。
    これがルーカスだったら、不満があってもここまで酷い批判は無かったかと・・・。
    ルークの扱いについても、ルーカスの意向となれば、かなり印象が違いますよね。

    ところで、ルーカスは『最後のジェダイ』どう思ってるんでしょうね。
    ネット上では、ルーカスは好意的に受け止めているという記事もあります。
    ルーカスは、『フォースの覚醒』は「懐古主義だ」と批判してましたよね?
    そういう意味では、『最後のジェダイ』は全く違うので、情報としては正確な気はします。
    ただ、本心なのかはわかりませんが。
    ルーカスがEP8を好意的に受け止めているのであれば、我々ももう少し前向きにかつ冷静に作品と向き合えると思うのですが・・・。
    その辺の情報、入手できましたら、またご紹介ください。
    ただ、ルーカスも「否定的」となると、ホント終わっちゃいますけどね(汗)

    返信
    1. SW情報考察(管理人) 投稿作成者

      たしかにルーカスの感想は気になりますね。ボジョレーヌーボーみたいに「今年のスター・ウォーズは〇〇〇」って評価するご意見番みたいになってほしい。そういえばルーカスは今年のワールドプレミアには来てなかったなあ。

      マーク・ハミルは最初脚本には反対だったけど、最終的には監督のアイデアが正しいと思ったと発言しています。やっぱり有名人が発言すると言葉自体が独り歩きして、どこに意図があったのかとか分からなくなりますよね。

      おそらくマーク・ハミルはEP9の大まかなシナリオ、方向性はすで知っていると思います。自分に与えられた役割も把握してるんじゃないかなー。一方ファンはEP8の内容しか判断材料がないので、ほんとにこの脚本が正しかったのかを全体像を見て評価するのはまだ無理ですよね。

      返信

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