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『最後のジェダイ』ルークの白装束の意味


『スターウォーズ / 最後のジェダイ』のビジュアルディクショナリーによると、ルークのホワイトローブ(白バージョンの服装)にはジェダイ・オーダーを終わらせるための最後の儀式という意味合いがあるとのことです。少なくともルークはそう解釈していたようです。

ルークが着用している儀式的なローブは、彼の信仰が戻ったことを示してはいない。むしろルークはそれをジェダイ・オーダーを終わらせるための最後の儀式としてとらえている。

ルークがこのコスチュームに身を包んでいるシーンは、映画の中で3つあります。

  1. 映画冒頭。ライトセーバーを受け取るシーン
  2. フォースツリーを燃やそうとするとき
  3. 浮遊瞑想。フォースと共にひとつとなる場面

基本的にオクトーでのルークの普段着は黒服バージョンだったようで、日常生活では黒服で過ごします。一方フラッシュバックのシーンでは、ルークは同じホワイトローブを着ていることから、この衣装はジェダイ・オーダーが存続していた頃のものであることが分かります。

ちなみにオクトーは初代ジェダイ・テンプルが存在する地なのですが、ルークはフォースとの繋がりを拒絶し、単に平穏な日常を送っていただけのようです。

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©Disney / Lucasfilm

それでは一体なぜ、場面によってルークはかつてジェダイ・オーダーが存続してた頃の衣装を着ていたのか。やはり白装束に着替えていた場面では、ルークは特別な心境にあったことが考えられます。

以下、私なりにルークの意図を探りました。

(1) 映画冒頭、レイと出会うシーン

おそらくレイが姿を現したとき、ルークは最後の決断をしていた可能性があります。ルークはジェダイ・オーダーにおける最後の存在であり、つまり自分が亡くなればオーダーも途絶えることを意味します。そうなるとルークはあの瞬間、かなり思いつめた心境にあったことがうかがい知れます。

©Disney / Lucasfilm

『最後のジェダイ』ビジュアルディクショナリーによると、ルークはあのとき訪問者が来ることを全く想定していなかったことが説明されています。つまりルークからすると、レイは自分の日常を踏みにじった、あるいは自分の決意を妨害した相手として認識し、非常に不快感をもったかもしれません。

その後ルークはそのまま自分の小屋に直行し、白のローブを綺麗に畳んでいるときにチューバッカが乱入してくるという流れに繋がります。

(2) フォースツリーを燃やすシーン

ルークはヨーダに向かって、「全て終わりにします。木、聖典、ジェダイ。全てを焼き払う。」と宣言します。このシーンではルークがジェダイ・オーダーを終わらせようと決意していたことは明白です。

ジェダイ・オーダーが終わる最後の瞬間に立ち会うにあたり、ルークは正装に着替え、事を進めようとしたのかもしれません。

(3) ルークvsカイロ・レン

空中瞑想の場面ではジェダイ・オーダーを終わらせるためというより、むしろジェダイとして最後の務めを果たす上で、その決意の証として神聖なローブに身を包んでいた…。少なくとも私はそう解釈します。

©Disney / Lucasfilm

結果的にルークは犠牲となるわけですが、(1) (2)と大きく違うところは、このときのルークはジェダイを存続させる道を選び、そのために儀式的なローブに袖を通していたのだと考えられます。


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