『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』カイロ・レンの顔の傷跡を変更、監督が認める


「Star Wars Celebration 2017」で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の第一弾トレーラーが公開されたことで、ファンによる映像の分析や考察も盛んに行われています。

公開されたトレーラーの中にはカイロ・レンのごく短いシーンも含まれており、注意深いファンは彼の顔の傷の位置がおかしいのではないかと疑問を示していました。

かなり短いシーンで、しかも問題の顔の傷の付近が暗いこともあって正直判断が難しいのですが、静止画像を見比べてみるとたしかに少し位置が違うように見えます。

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©Disney

『フォースの覚醒』で傷を負ったときは眉間を通るように斬られているのですが、それが少し右目にかかるような位置に移動しているのが確認できます。

監督の判断で変更

『最後のジェダイ』の監督を務めるRian Johnsonは、Twitter上でファンからの様々な質問に答えるというサービスを披露してくれました。

その際当然カイロ・レンの傷の位置についての質問も持ち上がったのですが、監督は当初「傷の移動」を否定していました。

しかしその後熱心なファンから画像を横に並べて比較したものを見せられ、水曜日に監督はついに傷を自分の判断で動かしたことを認めました。つまり月曜日には一度は否定したのですが、ファンから比較画像を突き付けられ何度も何度もしつこく質問され、水曜日にはたまらず認めるはめになったのです。

監督によると「眉間に通るように傷跡があるのは間抜けにみえる」ため、自分の判断で位置を修正したといいます。

考察

フラッシュバックのシーン

監督自らはっきりと傷跡の位置変更を認めたわけですが、実はその以前にはファンによる面白い考察もあり、そこから新たなセオリーも生まれていました。

それはトレーラー映像でのカイロ・レンのシーンは「もっと以前に起きた出来事」で、あのシーンもレイのフラッシュバックの一部なのではないかという分析です。たしかにそれ裏付けるものがトレーラーでは確認できます。

トレーラーのラスト辺りで、建物が炎に包まれそれを見つめるルークらしき人物が膝から崩れ落ち、その傍らにはR2-D2もいるというワンシーンがあるのです。

前作『フォースの覚醒』でレイ体験したフラッシュバックでも似たようなシーンがあったため、トレーラーの問題のシーンも時系列としては過去の出来事、つまりレイのフラッシュバックによって過去のビジョンを見ていると思われます。

そしてカイロ・レンのシーンも過去に起きた場面をレイのフラッシュバックによって見ているのではないかと、一部のファンは分析しました。

大変面白い考察だと思います。

残念ながら監督が傷の位置を変更したことを認めたことによって「フラッシュバック説」は否定されたことになりますが、ルークのアカデミーが崩壊するシーンは明らかに過去の出来事なため、やはり今作でもレイのフラッシュバック体験があるものと推測されます。

ルークも同様の能力を持つのか

ジェダイはそのフォースの力によって未来を見通す力があるのですが、レイはさらに過去のビジョンすらも追体験する能力があるようです。

当然気になるのが、ルークも同様の力を得たのではないかということです。しかも偶発的に発生するレイと違って、ルークはもっとその能力をコントロールできるのでしょうか。

トレーラーではそれを示唆させるようなセリフもあったため、このフラッシュバック能力をトレーニングするシーンが『最後のジェダイ』にはあることが十分に予想できます。

Source: Polygon