『最後のジェダイ』英雄視されるフィン、レジスタンスを抜け出したい


前作『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』では元ストームトルーパーのフィンにとっては逃亡がひとつのテーマとなりました。ファーストオーダー、ジャクー、レジスタンス…。フィンにとっては誰かのために戦う理由など存在しないのです。

『最後のジェダイ』のフィンはまさにそういった心境からスタートするのだといいます。

カイロ・レンのライトセーバーにやられた傷は深く、大きなやけどはこれから先も決して癒えることはありません。さらにフィンはハン・ソロが殺される場面も直接目撃しています。

スターキラー・ベースの破壊に成功した今、フィンが望むものはただ自由のみです。

ジョン・ボイエガ:

彼にとってはまさに真剣だ。一刻も早くそこから抜け出し、もう関わりたくないんだよ。

当初の考えではアウターリムに行こうとしていたのだが、『フォースの覚醒』ではいつも連れ戻されてしまった。

彼にとってはこれが抜け出すための絶好のチャンスで、レイを見つけて一緒に行こうとする。彼が最初にしようとすることはそれだ。

しかしフィンが思うほど簡単には運びません。

フィンは英雄視される

ルーク・スカイウォーカーを探しにいったレイは、”ヒーローには決して会ってはいけない”の教訓を身をもって知ることになるのですが、フィンもレジスタンス兵士にとって似たようなテーマをもつことになります。

©Disney / Lucasfilm

ジョン・ボイエガ:

若いジェダイが力に目覚め、カイロ・レンを倒し、それを助けた元ストームトルーパーがいたという話を銀河中の人たちが聞いた。

ファーストオーダーのせいで家を失い、レジスタンス軍のために戦っているローズのような人にとって、フィンはヒーローのような存在だ。

前作でフィンがハン・ソロの船で経験した出来事はまさに本物の冒険です。

ケリー・マリー・トラン:

ローズが最初にフィンと出会ったとき、彼女はフィンをそういうふうに見た。”彼は大物だ”ってね。

一方のローズはそれとは逆の人物です。

日の当たらない陰の存在

©Entertainment

ローズはメカおたく、油まみれで、何でも屋といった存在です。一方彼女の姉妹”Paige”はレジスタンスのガンナーで、レジスタンス内でも有名人であるエースパイロットのポー・ダメロンと共に戦闘の最前線で戦います。

ケリー・マリー・トラン:

ポー・ダメロンはすごくかっこいいし、フィンもすごくかっこいい。ローズも自分の仕事には優れているが、彼女は知られてはいない。

彼女はかっこよくはない。何物でもなく、ただの背景の存在なのだが、だけどそれが彼女を面白くさせる。

最高の人物ではないし、特別な家柄でもない。彼女は他のみんなと同じように、その他大勢のひとりだ。

ローズにとってフィンはスターであり、彼に憧れの感情を抱きます。

©Disney / Lucasfilm

ジョン・ボイエガ:

彼もしばらくの間はそういった尊敬を有り難がっていた。しかし彼女と会ったとき、フィンは戦争を放棄して逃げ出そうとしていた。

そこに彼女がやって来て、彼に”あなたはこういう人間だ”って言ってくるのだが、実は本当は正しくはないんだよね。

しかしローズが抱いている印象は、フィンにとってもまんざらではありません。

良い奴…。勇敢な男…。

彼女の目を通して自分自身を見つめることで、フィンは生きるための新たな目的のようなものを得ます。

©Disney / Lucasfilm

ジョン・ボイエガ:

彼にとって最高の人間になれるチャンスなんだ。フィンはどちらにするか決めなければならず、ローズはそこにいてその選択をする手助けをしてくれる。

彼女の助けを借りて、フィンはそこに残り戦うことにするのですが、それでも彼自身の中にはそこから抜け出したいという欲求は渦巻いています。

ローズのフィンに対する期待は非常に高く、果たしてフィンはローズをがっかりさせずに済むのでしょうか。

Source: Entertainment