『最後のジェダイ』最高指導者スノークの背景、アンディ・サーキスが語る


Entertainment Weeklyにて『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』が特集されていて、その中でスノーク役を演じているアンディ・サーキスが、スノークの背景について語っています。

スノークはとても強大なフォースパワーをもつのですが、過去の時代に起きたことが原因で負傷していて、その身体も歪んでいるようです。身長は2mを超す巨体で、それでいて胴体はねじ曲がっている…。やはりライトセーバーを使うようなキャラクターではないかもしれませんね。

もし仮に戦闘シーンがあるとしても、純粋にフォースパワーのみで戦う可能性が強そうです。

フォースの覚醒のメイキング風景で、スノークの身体がねじ曲がっていることは披露されていたのですが、それが単なる製作過程のものなのか、それとも実際の設定上もそうなのかは判明していませんでした。今回の情報によると、服の下に隠されたスノークの胴体は実際にツイストしているとのことなので、やはりメイキング写真のような状態なのかもしれません。

以下、EW誌からの抜粋です。

苦痛と強欲さがスノークの原動力

ある者はこの上ない苦痛を味わったことで、その後は他の人が同じ目に合わないように残りの生涯を費やす。他方、苦しみを経験したことで、その苦痛をさらに増大させて、世界に仕返しすることを選ぶ者もいる。

最高指導者スノークは後者だ。

ファーストオーダーの謎めいた支配者は、『最後のジェダイ』ではついに暗闇から姿を現す。スノーク役を演じたアンディ・サーキスが、このヴィランの起源と誕生について少し明かしている。

「前作でのスノークの登場は、巨大なホログラムを通した遠隔地からのものだったが、今回は生身の彼を目撃することになる。」

サーキスによると、この冷酷なマスターは身長2m以上のヒューマノイド・エイリアンで、カイロ・レンとハックス将軍は完全に支配され、利用されることになるという。スノークはプレデターだ。他人の弱さに付け込み、それを徹底的に利用しようとする。若者をたぶらかし、自分の側近になり力を与えることを約束し、彼らを引き込む。そして彼らが必要なくなれば、たちまち捨て去られることになる。

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この画像のスノークは『最後のジェダイ』からのもので、ここではハックス将軍を怒鳴りつけている場面だ。何か失敗が起きたか、あるいは彼を失望させるようなことが起きたようだ。しかしながらサーキスによると、多大な不幸はむしろベン・ソロ(カイロ・レン)に向けられることになるという。

「カイロ・レンのトレーニングでは、彼が思うような成果が得られることはない。そのためカイロ・レンに対する彼の怒りが強まる。スノークは他者の弱さを我慢することができないのだ。スノークによる操りのひとつに、ハックスを使いカイロを刺激することもあり、彼らは互いに争い始める。」

しかしこのふたりの争いの効果は、少し薄れてしまったかもしれない。そしてスノークが次に目を付けるのは、別の弟子を使ったカイロの刺激だ。(レイは気を付けた方がいい)

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銀河共和国に対するスノークの怒りは果てしなく、『フォースの覚醒』では首都を消滅することで共和国は打ちのめされることになった。そして今度は、その怒りがレジスタンスに向けられる。

「スノークは非常にフォースが強く、フォースのダークサイドだ。恐ろしいまでに強大だ。しかし一方で彼は脆弱で、すでに傷を負ったキャラクターでもある。苦痛を味わい、負傷している。彼のもつ悪意はそういったことに関係している。レジスタンスに対する彼の憎悪は、過去の時代に彼に起きたことが引き金となっている。」

スノークの背景

スノークはそのような傷を一体どのようにして負ったのか、それはまだ明らかにされていないが、今作ではそれが少し明かされることになる。しかし、あくまでほんの少しだが。

「レイの両親についてと同じだ。スノークはストーリー上、ある役割を演じるために存在している。そしてみんなが知るとおり、ストーリーはWikipediaとは違うんだよ。」脚本・監督のライアン・ジョンソンはそう話す。

つまり、スノークをめぐる様々なセオリーに対して、今作で全てが説明されるようなことはないということだ。

「例えばオリジナル三部作では、我々が皇帝について知っていたことは、あくまで必要な範囲内だけだった。つまりルークが皇帝について知っていたこと、彼がベイダーの背後にいる邪悪な存在だということだけだ。」ライアン・ジョンソン監督が説明する。

「しかしプリクエルでは、パルパティーンについて我々は全てを知ることになる。なぜなら彼が権力に付くまでがまさにストーリーだったからだ。スノークについてもあくまで必要な限りは知ることになる。」

スノークの肉体

『フォースの覚醒』では、スノークはホログラムだけでの登場で、サーキスの演技も表情だけのものにとどまった。しかし今度は彼の本当の姿が明かされる。スノークの動く姿、そして傷を負った外見…。

「彼の身体的特徴を目撃することになる。彼の身体はコークスクリューのようにねじ曲がっている。そしてそのことで、彼の動きは制限されている。彼の攻撃性や怒りは、その身体の特徴からが影響している。」

『ロード・オブ・ザ・リングス』でゴラムを演じたことで、サーキスは演技に身体を合わせることには慣れている。あるいは『猿の惑星』のシーザーでもそうだった。しかしスノークについては、自身の身体にもう一つ制限を加えたようだ。

「私がしたことは、彼のあごの部分についてだ。彼のあごは完全に引き裂かれていて、顔の左側にも裂け目がある。それで私は口の左側にテープを貼り、唇の動きを制限した。」

サーキスによると、スノークの粉砕された頭蓋骨や裂け目のあるあごは、実際の世界の出来事、第一次世界大戦の負傷者からインスパイアされているという。

あの戦いでは、近代兵器はそれまで例を見ないほど人間の身体を破壊していった。しかし一方、現代医療も多くの命を救い、それがなければ彼らは戦場で命を落としていただろう。これまでは死体の中でしか見られなかったような傷で、生存者たちはその傷を背負って生きていくことになる。

もしかすると、スノークも多大なる傷を負ったことで、権力がもたらす富にその欲望を満たすようになった可能性がある。シスの慎ましいブラックのローブに身を包んでいた皇帝パルパティーンとは対照的に、スノークはきらびやかな金色にその身を飾る。これは通常、どこかの独裁国家の指導者か、あるいはラスベガスのようなエンターテイメントの世界でみられるものだ。

©Disney / Lucasfilm

復讐こそが彼の唯一のモチベーションだ。そして強欲さがその次に来る。

「彼は独裁者だ。自分の豪華品を見せびらかすことも全く気にしない。贅沢さは彼に備わった生来のものといえる。」とサーキスは話す。

これはスノークの王座の間でも見ることができ、そこには深紅の鎧に身を包むプレトリアン・ガードたちもいる。

「彼の劇場が披露される手法、豪華さなど、そういった意味でも彼は全体主義者だ。そしてスノークはその芝居をとても楽しんでいる。」

Source: Entertainment Weekly


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