『ハン・ソロ』ウォーラー・ブリッジ演じる”L3-37”、セルフメイドのドロイド


『ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー』にてフィービー・ウォーラー・ブリッジが演じるドロイド、”L3-37”はランドのパートナーで、しかもこのドロイドは自分自身で自らを製造したというセルフインテリジェンスな存在だということです。

セルフメイドのドロイドというのは非常に面白い要素で、L3-37にはオーナーというものは存在せず、自主独立したドロイドとして登場します。ランドとは数年にも渡る仕事上の付き合いがあり、対等な関係を築いています。

ちなみに「L3-37」とは英語圏のオンラインでみられるLEET/L337の含みがあり、元々はELITE(エリート)という単語だったのが→ELEET→LEET→L33T→L337と変化していった流れがあるようです。この辺のネーミングのセンスは降板したフィル・ロード&クリス・ミラー監督の影響が感じられます。

優れたAIをもつ、独立ドロイド

フィービー・ウォーラー・ブリッジがモーションキャプチャーを担当したこのドロイド、”L3-37”は誰にも属していません。オリジナルのデザインに近づけるために製作・修正を繰り返し、何年もかけて自分自身で製造をおこないました。

ローレンス・カスダンの息子で、共同で脚本を書いたジョン・カスダンは次のように話します。

彼女は自分自身で仕上げたドロイドだ。雑種犬のようなものというのがアイデアだった。異なるタイプのドロイドの様々なパーツから成り、自分自身で改良していった。

©Disney / Lucasfilm

肩の上にはメカニックなクラゲのような頭の部分が浮かんでいて、それがBBユニットのドームを思わせる一方、胸や肩にはR2/アストロメクの影響がみられます。

彼女は銀河の世界で暮らす住人のひとりだ。今まで映画の中で見たことがあるドロイドとは全く違うものにしたかった。そして女型がよかった。

エミリア・クラークが自身の謎めいたキャラクター、”キーラ”に言ったことはL3にも当てはまります。 – 「ハン・ソロは強い女性に囲まれてきた」

ウォーラー・ブリッジは『Fleabag』のスターでもあるのですが、彼女の大胆不敵な態度やぎこちないユーモアのセンスなど、そういった彼女の性格・特徴がドロイドにも反映されているといいます。

ローレンス・カスダンはウォーラー・ブリッジの魅力について、このように語ります。

彼女とランドは仕事上の付き合いがある。ふたりの間には仕事を通じて何年にも渡る関係があり、とても洗練された間柄だ。それにフィービーもとても面白い。彼女が登場するときの効果は驚くべきもので、素晴らしいCGIの中でそれを伝えてくれる。もしフィービーに実際に会えば、すぐに好きになってしまうだろう。彼女はそんな人間だ。

L3のユニークな点として、C-3POやK-2SOのように単調で頭の固いドロイドというような枠にとどまることはないということです。かといって『Fleabag』の彼女のように行く先々で騒動を起こすタイプでもなく、L3はむしろ用意周到なタイプのようです。

ロン・ハワード監督は次のように話します。

IQに関しては彼女のAIは非常に優れていて、とても面白い会話もこなすことができる。それにフィービーはとても面白くて聡明だしね。このキャラクターの誕生に手助けをしてくれた。面白さとサプライズの両方でね。

©Disney / Lucasfilm

脚本のジョン・カスダンは最後にこう言います。

彼女は単にコメディだけでなく、意見を与えてくれるという点でもエンジンのような存在だ。とても強い人格が備わっている。私がこれまで出会ってきた多くの女性のように、自分の意見を表に表すことができ、決してこびることはない。L3は誰にもこびない、それがこのドロイドを書く上での面白さだった。

Source: EW


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