『バトルフロント II』にレイのライトセーバーが2種類存在、『最後のジェダイ』に関連か


毎年恒例の世界最大のゲームカンファレンス”E3”がアメリカで開催され、EAのイベントでは『Star Wars バトルフロント II』のゲームプレイもついに公開されました。グラフィックやゲームシステムも大幅に向上していて、期待以上の出来に個人的には大満足です。

そして今回のバトルフロントにはキャンペーンモードも収録されます。ストーリーは『エピソード6 / ジェダイの帰還』から『エピソード7 / フォースの覚醒』までが舞台となり、マルチプレイはプリクエル / オリジナル / 続三部作の全時代が登場することが説明されています。

レイはゲームのフロントを務める存在であり、今回のデモプレイでもプレイアブル・キャラクターとして起用されているのですが、実はそのレイに関して、メニュー画面で非常に興味深い記載が発見されていているのです。

レイのライトセーバーが2種類

©EA / Dice

©EA / Dice

画像ではレイのコスチュームが『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』のそれぞれのバージョンを選択可能であることが分かると思います。しかし実はそれ以上に興味深いことに、画面右下の”REY’S LIGHTSABER”も変更していることが確認できます。

1枚目の画像でのレイは『フォースの覚醒』のコスチュームを着用し、ライトセーバーは恐らくその形状からアナキンのライトセーバーであるものと思われます。正確に表現すると、アナキンの2本目のライトセーバーであり、その後はルークの最初のライトセーバー、そして続三部作ではフィンとレイの手に渡ります。

問題は”2枚目の画像に映るライトセーバーは、一体誰のものなのか”ということです。その形状からはオビ=ワンのライトセーバー(2本目)にも見えるし、ルークの2本目のライトセーバー(グリーン)にも似ています。

©Disney / Lucasfilm

可能性として以下のようなものが考えられるでしょう。

  • オビ=ワンのライトセーバー
  • ルークのライトセーバー。ゲームがPre-Alphaビルドの状態のため、色が正確に反映されていない
  • 『最後のジェダイ』でレイが自分で製作

可能性としてはこのようにいくつか推測できるのですが、しかし肝心なことは現在の開発中の段階ではバグやグリッチも考えられるということです。

イベントで披露された今のゲームはPre-Alphaのビルドでしかなく、実際にリリースされるのは11月とまだそれなりに期間があります。今のビルドでは表記やグラフィックに誤りがあっても不思議ではありません。

『バトルフロント II』にはルークも登場することがアナウンスされています。ルークのキャラクター・ビルドがすでに作成されているとすれば、当然そのデータも存在することになります。

つまりレイのコスチュームを『最後のジェダイ』仕様に変更するときに、何らかのバグでルークのライトセーバーが表記されてしまったということも、1つの可能性として考えられます。

同じ理由でオビ=ワンの可能性も説明することができます。すなわちバグ/グリッチのため、他のジェダイキャラクターのデータがレイのスクリーンで表記されてしまったということです。

©Disney / Lucasfilm / EA

『最後のジェダイ』でレイが使用することになるライトセーバーがアナキンのものであり、それ以外は考えにくいとされる理由は他にもあります。実は予約特典として収録される『バトルフロント II』のコンテンツが以前リークされているのですが、その画像によりレイの映画内での外見を見ることができます。

レイが掲げているライトセーバーはアナキンのライトセーバーあり、この画像でもそれが確認できます。そうなるとやはりレイがそれ以外のライトセーバーを手にすることは考えづらいかもしれません。

『フォースの覚醒』のラストのバトルシーンにて、カイロ・レンはライトセーバーの所有権を主張するのですが、レイは戦いによってそれを勝ち取ります。アナキンのライトセーバーがレイのものとして受け継がれることになるというのは自然な流れにみえ、レイにとってはメインのライトセーバーといえます。

もう1つの可能性

ここであえて別の視点からも考えてみたいと思います。

『フォースの覚醒』の公開前のマーケティング素材では、フィンがジェダイになるかのようにミスリーディングされていました。

さらに最近行われたVanity Fairの特集ではキャプテン・ファズマのヘルメットなしの写真も公開されているのですが、ルーカスフィルムのPablo Hidalgoによると実際の映画内で登場するファズマの顔は少し異なるとも説明しています。つまり実際にヘルメットなしのシーンが存在し、同じ女優が演じることになるのですが、あの写真と同じ状態ではないということです。

©Vanity Fair

ここから導き出される推論は、”マーケティング素材と実際の映画は異なる場合がある”ということです。

そうなるとすでにリークされている『最後のジェダイ』の画像も、どこまで信用できるのかという疑問に至ります。

一般的にスター・ウォーズはストーリー上の重要性が高ければ高いほど隠されるという傾向があります。レイのライトセーバーが映画の核心に触れる要素である場合、マーケティング素材でもそれが触れられなくて当然です。

つまり仮に映画内でレイが自分用のライトセーバーを作るシーンがあって、そのライトセーバーが今回の『バトルフロント II』のメニューで表記されてしまった…と解釈するのもなかなか面白いです。

ライトセーバーの形状が似ていることについては、ルークのライトセーバーがオビ=ワンのものと似ていたことと関係があるかもしれません。自分のライトセーバーを制作するときに、初めて手にしたものから影響を受けるというのは十分考えられることです。

考察まとめ

©Vanity Fair


ゲームが開発中のものと考慮すると、今回のライトセーバーも単なるバグによる誤表記であると推測するのが正しいのではないかと個人的には感じます。

ただし、レイが何らかの理由で2つ目のライトセーバーを手にすることになるというのも可能性としてはもちろんあります。この辺は映画の公開を待たなくてはなりません。

さらに『バトルフロント II』は映画より先にリリースされるため、そうなると実際の製品版のメニュー画面でもレイのライトセーバーが2種類存在するかは、映画よりも早く確認することができるということになります。

今回の件についてTwitter上で質問を受けたルーカスフィルムのPablo Hidalgoは、”製品版で確かめて”と返答しています。

追記

『バトルフロント II』のヒーローキャラクターのデザインを務めるGuillaume Mrozによると、今回のレイのライトセーバーは“単なるバグ”とのことです。

確かに映画の内容をゲームでネタバレするようなことは考えづらく、当然かもしれませんね。

ただそれでも気になることとして、バグで表記されたライトセーバーの形状はオビ=ワンのものに似ているということです。そうなると、オビ=ワンが『バトルフロント II』のプレイアブル・ヒーローとしてこの先アナウンスされることが予想されます。

Source: SWNN