Marvelコミック『Darth Vader』 #1、ジェダイハントの始まり


Marvelからリリースされるダース・ベイダー主人公のコミック『Darth Vader』の第1巻が本日発売されました。ストーリーは『スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』のエンディングシーンである、アナキンがダース・ベイダーとして目を覚ますところから始まります。

ストーリーを担当するのは『Star Wars: Poe Dameron』のCharles Soule、作画は『Amazing Spider-Man』のGiuseppe Camuncoliというチームです。

映画では”NOOoooo”と言ってあっさり場面が切り替わったのですが、今回のコミックはこの時にベイダーと皇帝パルパティーンとの間のやり取りも描かれています。

Darth Vader』 #1

ベイダーの怒り

パドメが亡くなったことを知ったベイダーは、彼女を救うという約束が守られなかったことでパルパティーンを責めます。

©Marvel/ Lucasfilm

ベイダーはフォースの力でパルパティーンを壁に押し付けるのですが、パルパティーンはシスのライトニングで応戦。

©Marvel/ Lucasfilm

皇帝パルパティーンはベイダーに対して自身の立場を明確にします。2人の関係は”友人”であるものの、もしこの先ベイダーが自分に対してフォースを再び使用するようなことがあれば、その時は躊躇せずベイダーの息の根を止めると脅します。

©Marvel/ Lucasfilm

またパルパティーンはパドメの死が悲劇だったとするものの、それにより怒りと苦しみが増幅されダークサイドの力を強めてくれる良いきっかけになったと諭します。

シスのライトセーバー

2人の小衝突の後、ダース・ベイダーに新しいライトセーバーが必要であることを皇帝は指摘します。ベイダーはシスのライトセーバーが赤い理由を知っているか尋ねられます。しかしシスの秘密についてジェダイの知識は限られていたため、ベイダーはそのことを知る由もありません。

パルパティーンはベイダーを連れて、Mas Ameddaの演説の場に行きます。Mas Ameddaはジェダイの裏切りと分離主義者の企み、そして新共和国体制に新たな自由がもたらされたことを強調します。

演説の中、クローン兵士たちはジェダイが持っていたライトセーバーを溶鉱炉に投げ入れます。そして最後のライトセーバー(ヨーダのライトセーバー)はジェダイ絶滅のシンボルとしてMas Amedda自らが投げ入れます。

皇帝パルパティーンはカイバー・クリスタルの”出血”のプロセスについて説明します。カイバー・クリスタルは生き物のようなものであり、フォースとの繋がりがあること。それゆえに苦しみにも反応するのだといいます。

シスがその憎しみや怒りをクリスタルに絶え間なく注ぎ込めば、やがてクリスタルは屈し、シス卿の色であるレッドに変色するわけです。

パルパティーンはベイダーに簡単にライトセーバーを手渡すことはしません。それはシス自らがジェダイから奪い取らなければならないのです。こうしてダース・ベイダーのジェダイハントが始まります。

興味深いこととして、ダース・ベイダーにとって皇帝パルパティーンの下にいることは単なる仮の住まいだということが描かれていることです。ベイダーは生き抜くために必要なことをするだけであり、またあの瞬間は底知れぬ怒りを抱えていてそのはけ口となるものも必要だったわけです。

シスの師弟とはいえ、2人の関係は表面的なものといえます。パルパティーンは自分の基盤を盤石にするためアナキンを利用し、一方ダース・ベイダーは自分の運命を受け入れるしかなかったのです。

©Marvel/ Lucasfilm

Source: SWNN