ルーカスが思い描いたEP9のエンディング、マーク・ハミルの発言の意味


マーク・ハミルはIGNとのインタビューの中で、以前ジョージ・ルーカスから聞かされた「エピソード9のエンディング」の内容を明かしているのですが、今回の記事ではこの発言について少し話します。

IGNの記事によると、

ルーク・スカイウォーカーというキャラクターへのアプローチがJ・J・エイブラムスとライアン・ジョンソンでどのように異なるかをIGNのインタビューに対して語っていたハミルは突然、話の方向性を変え、次のように話した。

「実はジョージ・ルーカスは(エピソード)9でルークがレイアを訓練するまで、ルークを殺すつもりはなかったんです。これは(『最後のジェダイ』)で起きなかったもう一つのストーリーラインです」

という驚きの内容が飛び出します。

エピソード9と聞くと、「あー、続三部作の話をしてるんだろうな」と思うかもしれませんが、多分このインタビューではマーク・ハミルは40年前の話をしているものと考えられます。

©Disney / Lucasfilm

『ジェダイの帰還』完成前の構想

『ジェダイの帰還』ではルークとレイアが血のつながった家族であることが判明し、最終的にパルパティーンは倒され、ベイダーはアナキン・スカイウォーカーとして死んでいくことになるわけですが、このファイナルバージョンの脚本が出来上がる前の構想をマーク・ハミルはどこかで聞かされていて、今回のIGNのインタビューではその話をしているのでは?とみられます。

つまり、オリジナル三部作ではパルパティーンとの決着がつかず、帝国軍との戦いはその後も続き、ルークはどこかの段階でレイアが自分の妹であることを知り、彼女を訓練することになる…。このようなアナザーストーリーが展開された可能性があったのかもしれません。

©Disney / Lucasfilm

アナザーストーリーはさておき、もし仮に今回の続三部作が開始したのが20年前であれば、「ルークがレイアを訓練する」というシナリオを続三部作のストーリーの中に加えることもあり得たと思うのですが、現在の年齢を考慮すると、さすがにそれはないだろうということは想像できそうです。

ちなみに、ルーカスフィルムのストーリーグループのパブロ・ヒダルゴは、今回の話が浮上したときに、「どこかの段階でマーク・ハミルがジョージ・ルーカスからそれを聞かされたのは間違いないが、それが元々のエンディングだったと言うのはよくない。彼の続三部作のプランはジェダイの帰還だ」という内容をリツイートしています。

つまり『ジェダイの帰還』が出来上がる前には様々なアイデア、構想などが存在しており、そういったものが取捨選択され、最終的に今ある映画(EP6)が完成したのだと解釈するのが自然かもしれません。

パブロ・ヒダルゴは『最後のジェダイ』ビジュアルディクショナリーの執筆も担当しているのですが、その中では「ルーク・スカイウォーカーの最初の弟子はレイアとなるはずだった」と記載されているため、もしかするとパブロ・ヒダルゴもそういった過去のエピソードをどこかで聞いたことがあるのでは?と個人的には推測しています。

Source: IGN


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