ジャンゴ・フェット役の俳優、レックス役に挑戦したいとインタビューで語る


『スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃』でジャンゴ・フェットを演じたテムエラ・モリソン(Temuera Morrison)がインタビューの中で、機会があればキャプテン・レックス役として映画にカムバックしたいと話しています。

『クローンウォーズ』、『反乱者たち』に登場したキャプテン・レックスは、クローン兵士の中でも特に象徴的な人物として考えられます。『反乱者たち』のシーズン4ではゴーストの船を任されることになると説明されており、レックスの存在感は今後さらに大きくなることが予想されます。

オーストラリアのスター・ウォーズ公式サイトにテムエラ・モリソンのインタビューが掲載され、その中で当時の撮影現場でのエピソードなどさまざまなことを語っています。

テムエラ・モリソンのインタビュー

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』が登場してもう40年となる。初めて見たときのことを覚えている?

テムエラ・モリソン: 覚えてない。かなり昔のことだからね!そのとき私は、ちょうど高校を卒業しようとしていたんだ。77年は学校が終わる最後の年だった。

スター・ウォーズは身近にあったわけではないが、とにかくどこかで見たのだろう。なんせ映画館に行くのは大好きだからね。古い西部劇とブルース・リーの大ファンだった。ニュージーランドのRotoruaという小さな町で、そういった環境の下で育ったんだ。

2002年に『スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃』がリリースされて15年になる。当時を振り返って、映画でジャンゴ・フェットを演じた経験はどうだった?

テムエラ・モリソン: 15年前…。2000年に映画を撮っていたときのことを覚えているよ。シドニーでオリンピックがあるから、輪をつくっている人たちがいて、ホテルの部屋からもそれを見ることができた。その輪はそのままシドニーのハーバー・ブリッジの方に向かって行った。

そのとき撮影では私の出番はそれほどなかった。ヘルメットが到着するのを待っていたんだ!いやあ、いい経験だったよ。私は今でもイベントには顔を出すんだ。今日もちょうど電話がかかって、パースでのイベントと、あとシドニーの方にも来れないかと誘いをうけたよ。あれから時間が経っても、まだ続いているんだ。

ジャンゴ・フェットのオーディションのプロセスについては覚えている?他の人と競い合うことになった?

テムエラ・モリソン: 私はそのためにLAのBel Ageホテルにいたんだ。そのときはLAに行くにも、ホテルに滞在するにも自費だった。とにかくトライしてみて、会う機会をもらい、なんとかして入り込もうとしていたんだよ。

私は手紙をもらって、スター・ウォーズのキャスティングをしていたRobin Gurlandという女性と会うことになった。それで面白いのが、彼女がいたのも同じBel Ageホテルで、しかも私のちょうど上の階だったんだ!私は上を見上げて、”彼女はそこいるってことは、ちょうど上の階じゃないか!”と思ったよ。

そして電話が鳴って、面白いことにオーディションの場所もその同じホテルということになった。それで私は上の階に行って、彼女と一緒に座ったんだ。彼女は私にカメラを向けて、ふたりで楽しいおしゃべりをして、それでおしまい。本当にただそれだけなんだ。流れもなし、セリフもなし。私が話したのは自分のことについてだね。どこから来たとか、家族の話しとか。彼女はそれをジョージ(ルーカス)に見せたのだろうね。

©Disney / Lucasfilm

その役に決まったことを知ったときは、どういう気持ちだった?

テムエラ・モリソン: とても凄いことだよ。素晴らしい気持ちになった。もちろんそのキャラクターについては予習しなければいけなかったけどね。ジャンゴ・フェットが一体誰なのか知らなかったんだよ。他の人たちは”君がジャンゴ・フェットになるのか!”という反応だったけど、私は”ジャンゴ・フェットは一体何者なんだ?!”という感じだった(笑)

マンダロリアン・アーマーという映画を象徴するコスチュームを着ることになった。サイズは合わせてもらった?

テムエラ・モリソン: 彼らに着せてもらってサイズを合わせもらったり、全部装着して確認したりした。私はただその流れ作業に身を任せただけだよ。見た目はとても気に入っていたよ。

ただもしあのときにもう一度戻れるなら、髪を少し後ろに寝かして、傷跡もいくつか足したかもしれない。その方が勇ましくなるからね。私の髪は少し長すぎたんだ。

あの頃はシドニーで、『Ihaka: Blunt Instrument』というテレビドラマにも出演していたからね。まだあの番組で自分のシーンが残っていたから、髪をあんなふうに残す必要があった。

©Disney / Lucasfilm

スター・ウォーズのイベントに行くのは楽しい?

テムエラ・モリソン: 今でもスター・ウォーズのイベントには顔を出すよ!オーランドやLAに出かけて、サインをしてあげたりね。イベントには昔からの顔なじみのファンたちもいて、みんな私のことが大好きなんだ。”やあ、会えて嬉しいよ。久しぶりだね!”ってね。それに、世界中に支部がある501st legionもあるね。みんがジャンゴ・フェットの格好をするんだ!私にとって大切な人たちだよ。

ジャンゴ・フェットのヘルメットをかぶっているとき、見るのは大変だった?

テムエラ・モリソン: まったく何も見えないんだ!マスクを装着して撮影したときのことを覚えているよ。ある日スタジオでは、銃も持たず指だけで演技していた。きっと誰かがおもちゃの銃かなにかを渡してくれるのだろうと思っていたが、結局なにも持たされなかった。信じられるかい!

私はただそこに立って、何も見えない、何も聞こえないという状態だった。なんせ息をするせいでヘルメットの中は曇っていたからね。私はバカみたいにただそこに立って、何もすることができないままだった。

それでも彼らは”アクション!”と叫んでいて、多分3回か4回くらいかな。それから誰かが手を振っているのが見えて、”ああ、私はなんてバカなんだろう”って思ったよ(笑)。でもその後はちゃんと上手くやった。

ジョージ・ルーカスと仕事をしてみてどうだった?

テムエラ・モリソン: ジョージはとても素敵な人だったよ。物腰が柔らかく、とても落ち着いていた。彼は素晴らしいよ。映画はとてもビッグだけどね。撮影には早く慣れなくてはいけなくて、それが大変だった。

あの現場に行くと、まず圧倒されるからね。自分の撮影初日、スター・ウォーズの現場に足を踏み入れたとき、その巨大さを肌で感じることになる。だからなるべくリラックスしたければならない。特にユアン(マクレガー)のような人たちと仕事をするときはね。彼らは以前にすでにスター・ウォーズを経験していたから、みんなとてもリラックスした様子だった。

©Disney / Lucasfilm

ユアン・マクレガーを相手に演技をするのはどうだった?

テムエラ・モリソン: いやあ、素晴らしかったよ。彼はとても落ち着いていた。だけど彼が演じていたのはジェダイだからね。ジェダイっていうのは、それほどたくさんのことはしないんだ。彼らはケープを着てじっとしていて、ときどき眉毛をくいっと動かすくらいだからね。運が良ければ、眉毛の演技が見られるわけだよ(笑)。

ボバ・フェットの父親を演じるなんて、これ以上クールなことはないだろう。また、あなたはボバ・フェットの声を担当したり、それになんといっても全てのクローン兵士にあなたの顔が使用されている。

テムエラ・モリソン: 彼らはみんなジャンゴ・フェットの系統になるんだ。私がその流れを作ったことになる。そしてもちろん、その中にはキャプテン・レックスという象徴的なキャラクターもいる。

私は様々なゲームで声の担当もしているんだ。もしこの先電話を受けて、誰か新しいキャラクターを演じてほしいと頼まれたとしたら、これほど嬉しいことはないだろうね。例えば、年をとったキャプテン・レックスとかさ。ぜひそういった新しいものに飛び込みたいね。そうなったら凄いことになるよ。私のためを思って、彼らにそう提案してくれよ!さあ始めようぜ!

先日伝えられた報道によると、オビ=ワンのスピンオフ映画のプロジェクトが水面下で進んでいることが明らかになっています。もし映画の時系列が『エピソード3 シスの復讐』と『エピソード4 新たなる希望』の間であれば、レックスの登場機会も十分ありそうですね。

Source: starwars.com