『エピソード9』の監督、キャリー・フィッシャーと製作進行について語る


オリジナル三部作のメインキャストの1人として続三部作でもストーリー上重要な役割を演じることになっていたキャリー・フィッシャー。彼女が昨年末に急死したことで、『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』の編集作業に一部変更され、『エピソード9』にはレイアが登場しないこともルーカスフィルムによって説明されています。

しかし当初の予定ではレイアは主要キャラとして『エピソード9』にも登場するであったため、当然現在製作中の脚本にも影響が出ていることが予想されます。

レイア抜きのレジスタンス軍として脚本を書きあげ、なおかつ彼女が突然いなくなってもストーリー上無理がないようなプロットに仕上げるというのは大変困難な作業なのではないでしょうか。

今回『エピソード9』の監督を務めるColin Trevorrowが、キャリー・フィッシャー無しにスター・ウォーズを制作する難しさを語っています。

選択肢は限られる

最近行われた「Cinemablend」とのインタビューの中でColin Trevorrow監督は、キャリー・フィッシャーの死と彼女の穴をいかにして埋めるか、そのプランについて話しています。監督は選択肢は非常に限られていることを認めたうえで、この事は最大限の敬意を払って扱われなければならないといいます。

誰もが知るとおり、彼女は主要なキャラクターの1人だった。皆に愛されていただけに、私たちにとっても特別な悲しさがある。

我々に残された選択肢はほとんど限られている気がするのだが、その中でも”これがしたい”という確かなものも存在している。

しかしこれだけは皆に約束したい。このことは愛と敬意をもって扱われることになるし、キャリー・フィッシャーのために全身全霊で取り組むつもりだ。

©Disney / Lucasfilm

キャリー・フィッシャーの穴をどうやって埋めるのことになるのか。恐らく可能性のある選択肢は以下のものだと思われます。

  • 未使用の映像を編集して、切り貼りする
  • 別の女優を使いCG処理を施す
  • オープニング・クロールで説明 or 誰かの口からレイアの死が語られる
  • 新しい女優をレイア役として起用する

ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOは、レイアをCGキャラとして復活させる考えはないことを説明しています。そうなると『ローグ・ワン』のレイアとターキンになされたようなデジタル処理での再登場の可能性は薄いような気がします。

また新しい女優を起用して将軍レイアとしてストーリーを継続する選択肢は、現実的ではないかもしれません。過去に『マトリックス』や『ダークナイト』でも主要キャラクターが変更されたことがあるのですが、やはりどうしても違和感が残ります。

それにスター・ウォーズにおいては、”レイア=キャリー・フィッシャー”というのは絶対的な存在であるし、今回のColin Trevorrow監督が説明したとおり彼女を軽視するようなやり方を取ることはやはりあり得ないだろうと思われます。

そうなると残された選択肢としては、未使用のクリップを編集して使用する、あるいはレイアは画面外で亡くなったことにして何らかの方法で彼女の死を伝えるというのが可能性としては高そうです。

レイアの扱いはストーリー上も大きな意味をもつため、この辺の考察は『最後のジェダイ』の上映後にも再燃しそうな気がします。

続三部作のラストを飾る『スター・ウォーズ / エピソード9』の公開は2019年5月24日の予定です。

Source: SWNN