スター・ウォーズの映画、今後はスローダウン? – ボブ・アイガー会長が発言


ディズニーの会長兼CEOのボブ・アイガーがスター・ウォーズ映画の状況について語っています。

Hollywood Reporterとのインタビューのなかで、ディズニーはスター・ウォーズの映画を毎年公開するのは止めて、少しブレーキをかけた方がいいのではとの質問を受け、会長は自らの責任を認めた上で、今後は少しスローダウンするかもしれないと話しています。

(ディズニーは少しブレーキをかけて、スター・ウォーズの映画を毎年公開するのは止めたほうがいいと多くの人が考えているようだが。)

タイミングに関して決断を下したのは私だ。今振り返ってみると、私がした間違いがあって、その責任は自分にある。ちょっと数が多くて、早すぎたというのはある。これからは少しスローダウンするかもしれないが、だからといって我々が映画をつくるのをやめるというわけではない。

J.J.は今エピソード9をつくるのに忙しい最中だ。またベニオフとワイス(『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイター)のようなクリエイティブな存在もいて、まだ我々もそれについて具体的なことは知らないものの、彼らは自分たちのサーガをつくろうとしている。

今私たちはJ.J.の後に何が来るのか、その決断を下そうとしている時期にあるのだが、ボリュームとタイミングについてはもっと注意することになるだろうと思う。その責任が私にはある。

スローダウンの意味

ボブ・アイガー会長の話を素直に聞く限り、おそらく”スローダウン”というのは主に公開時期(間隔)のことを指しているように感じます。

思い返してみると、公開時期に関するルーカスフィルムとディズニーの意見の違いについては、これまで何度が報じられていたことがあります。

例えば、当初『フォースの覚醒』は公開時期を2015年夏としていたものの、スケジュールや予定変更の都合から、J.J.エイブラムス監督とキャスリーン・ケネディCEOは一年先の2016年夏に延期することを願い出ます。しかし、それをディズニー側が却下し、最終的に2015年12月の公開にいたります。

©Lucasfilm

また『ハン・ソロ』についても似たようなエピソードが存在します。SWNNのレポートなどによると、ルーカスフィルムは半年先の公開を希望したものの、ディズニーはEP7に続いて『ハン・ソロ』も延期することを拒否し、それならばとルーカスフィルムはマーケディング上の優先的なサポートを依頼するのですが、マーベル映画との関係上、ディズニーはそれも認めなかったという話が伝えられています。

『ハン・ソロ』の場合、第一弾トレイラーが公開されたのが2月のスーパーボウル、つまり映画公開前のたった三か月前(『最後のジェダイ』は8か月前だった)ということがあり、他の作品と比べ、宣伝の時期がかなり短かったことが分かります。これはおそらく監督の交番劇が生じ、再撮影したことによるコスト増との兼ね合いもあるかもしれません。

個人的な感想としては、今回のボブ・アイガー会長の発言のそのことを指しており、公開間隔を急がせた責任は自分にあると言及しているように思いました。

ちなみに、『ハン・ソロ』のプロジェクト始動については、ルーカスフィルム買収前にジョージ・ルーカス自らがゴーサインを出し、会社買収後もボブ・アイガーがすぐさま気に入って、そのまま進められたという経緯があります。

EP9以降の計画

キャスリーン・ケネディはSWの映画を毎年公開すると公言していたものの、現状はEP9以降の具体的なスケジュールはまだ発表されておらず、2020年以降は未定となっています。

これまで公式アナウンスがあったのは、

  • 『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターコンビによる映画作品
  • ライアン・ジョンソン監督による新三部作

だけで、それ以外のスピンオフ映画などについては噂として浮上しているだけで、公式発表はまだという段階です。

上記のふたつの映画についても、まだまだ初期構想のステージとのことで、再来年の2020年公開はどうやら難しそうなため、こうなるとやはり状況的にはボブ・アイガー会長が発言した通り、EP9以降は映画の公開時期がスローダウンする可能性が強そうです。

ただし!ディズニーの新しいストリーミングサービス合わせて、ジョン・ファヴロー製作の実写TVドラマも撮影される予定で、その公開時期とされるのが来年との噂もあるため、SWの実写映像作品に関しては、それほど間隔を開けずに新作がリリースされそうな予感がします。

©Lucasfilm

また、公式発表はまだとはいえ、オビ=ワンやボバ・フェットのスピンオフ映画についてもこれまでいくつも報道がなされており、水面下ではたしかにプロジェクトが進行していることがうかがえます。

今年の6月には、ヨーダの声優が「9つの映画プロジェクトが進行中」との発言をしていたこともあるため、やはり水面下では複数のプロジェクトが進められている可能性が強そうです。

Source: Hollywood Reporter


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