ヨーダの初期デザインはガーデン・ノーム、その他のコンセプトアートも披露


スター・ウォーズの映画で見慣れたキャラクターも初期のコンセプトデザインではかなり違った外見をしていることがあります。オリジナルのデザインによると、ヨーダの姿も庭の精霊といわれヨーロッパでポピュラーなガーデン・ノームによく似ていたことが分かります。

またイウォークは元々はフラミンゴの足をもち、プリクエルのドロイドもストームトルーパーに少し似たデザインだったようです。

チューバッカ

©Disney / Lucasfilm


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スター・ウォーズで特に人気のあるチューバッカの姿も、オリジナルのデザインでは今のようにフサフサの毛並みに覆われてはいませんでした。

デザイナーのRalph McQuarrieによると、ジョージ・ルーカスの元々の構想ではチューバッカは大きなキツネザルというものだったそうです。

McQuarrieはその案に基づいて、ぎょろっとした目玉を持つサル型エイリアンをデザインするのですが、これはボツとなります。

『エピソード4 / 新たなる希望』の2番目の脚本ドラフトからヒントを得て、アフリカ大陸に住むサルのガラゴに尖った耳と牙を加えます。このデザインも結局はボツとなるわけですが、それから35年もの時間が経ち、『反乱者たち』のゼブ(Zeb)のデザインとして蘇ることになります。

©Disney / Lucasfilm

ヨーダ

©Disney / Lucasfilm


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1980年に出版された『エピソード5 / 帝国の逆襲』のスケッチブックでは、ヨーダのコンセプトアートが公開されています。それによるとヨーダのデザインの進化の過程がよく分かります。

初期のコンセプトアートではヒッピーのようなひげをたくわえたドワーフのような外見で、とんがり帽子に杖を持つ姿はまさにガーデン・ノームにそっくりな姿をしています。

イウォーク

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『エピソード6 / ジェダイの帰還』に登場したエンドアの森に住むイウォークたちのデザインは、長く細い脚をもつ生物の姿をしていて、現在のようにふっくらした体型の可愛い子熊のようなものではありませんでした。

バトルドロイド

©Disney / Lucasfilm


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90年代半ば、アーティストのDoug Chiangが『エピソード1 / ファントム・メナス』のバトルドロイドのコンセプトアートを手掛ける際に、初期のデザインはオリジナル三部作からヒントを得て作られ、ロボットの外見をしているものの、顔の部分は帝国軍のストームトルーパーのヘルメットのような形状をしているというものでした。

カイロ・レン

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レイアとハン・ソロの息子であるベン・ソロはダークサイドに堕ち、カイロ・レンとして生まれ変わることになるのですが、このキャラクターの『エピソード7 / フォースの覚醒』の元々のデザインは全く異なるものでした。

コスチューム・デザイナーのMichael Kaplanは、光り輝くシルバーのアーマーを身にまとう”ロード・オブ・ザ・ストームトルーパー”をカイロ・レンのデザインとして考えます。そしてコンセプト・アーティストのDermot Powerが実際にそのデザインを作ります。

しかしJ.J.Abrams監督は素早いライトセーバーさばきに合わないとして、そのデザインはボツにされてしまいます。

このデザインはその後もデザインルームの壁に貼られたままの状態が続き、ある日ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOの目に留まることになります。彼女はこれを気に入り、J.J.Abrams監督に話しをします。その結果、キャプテン・ファズマという全く別のキャラクターとしてこのデザインが息を吹き返すことになるのです。

Source: starwars.com