映画次回作の監督、及び腰のルーカス

スター・ウォーズはヒットしたが、それでもルーカスのフラストレーションは収まらない。

1977年のローリングストーン誌のインタビューでは「スター・ウォーズはやりたかったことのわずか25%」と答えている。まだまだやるべきことは残されているのだ。

しかし、映画作りのプロセスはすでに彼を疲弊させていた。ルーカスはある時期、心臓発作を起こすのではと心配で医者にかかり、高血圧と極度の疲労と診断されている。もはや映画次回作の監督をする気など全くなかった。そもそもスター・ウォーズだって本当は監督などやりたくなかった。ただ自分以外にやり手が見つからなかっただけなのだ。

「監督をするのは大嫌いだ。これはね、ヘビー級の15ラウンドの試合を毎日戦わされるようなものなんだよ。どういうシーンが欲しいか分かっていて出かけるのだけど、良い仕事ができることなんてまずないからね。それで一日の終わりにはたいてい鬱状態だ」(1980年、ローリングストーン)

だが、少なくともこの問題で彼が頭を悩ますことはなくなりそうだ。映画がヒットした今、監督など容易に見つかるだろう。自分はただ脚本を書いて、映画の予算を組み、プロジェクトを見守るだけでいい。実際の細々した仕事は他の者にやらせればいいし、セットに足を運んで撮影する必要もないのだ。

ディズニーデラックス

ディズニー公式サービス「 Disney+ (ディズニープラス)」。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィック、スターの名作・話題作が定額見放題で楽しめる!