監督は他の人に

今やルーカスに許された予算もリソースも一気に膨れ上がった。

これで友人たちを呼んで、彼らの好きにやらせてみるのも可能になった。自分が望む限り、シリーズをずっと引き延ばすことができるのだ。1977年にルーカスは映画続編の監督についてこのように話している。

「続編はもっともっと良くなると思うよ。自分がやりたいのはラストの監督だね。最初のやつと最後のやつだけやって、その間の他のものは誰かにやらせるつもりだ」

──(間を他の人がやっても特に気にならない?)

「いいや、むしろ面白くなる。良い映画監督を試したいし、彼らによるテーマの解釈も見てみたい。面白くなると思うんだ。いいかい、これはね、映画学校でテーマを設けるみたいなものだよ。みんながそのテーマについてそれぞれの解釈をして、そのジャンルを他の人がどう捉えたか観察するんだよ。面白いアイデアだろ。

プロトタイプはもう全て出来上がった。ウーキーがどんなもので、何をして、どう反応するか、なんてもう誰も悩む必要はない。ウーキーはもうすでにそこにいるんだよ。人間も、世界観も、帝国も…。全てそこにはすでに存在しているわけだ。あとはみんながその上で築いていけばいい。私はコンクリートの壁を作ったから、他の人は絵を描いたりしてさ、楽しいことはなんでもすればいい。

これは競争だよ。もし誰か友達にやってもらったら、彼らはずっと良いものを作りたいと思うはずだ。『俺ならあれの倍くらい面白いのが作れる。よし、いっちょジョージに見せてやるか』ってさ。彼らならそれが出来ると思う。だけどね、私がラストをするときは他の奴らよりも倍以上良いものを作ってやる(笑)」

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