『イウォーク・アドベンチャー』(1984)の感想

あの噂に名高い『イウォーク・アドベンチャー』をついに観た。

その率直な感想は…

ん、意外と面白い?正直に白状すると、めっちゃ面白かった。あの時代の手作りな感じが懐かしいし、一周回って逆に新鮮だった。

あらすじを簡単に言うと、

森の月に不時着した少年と幼い妹はこの星の原住民イウォークと出会う。一方、姿を消したふたりの両親は、恐ろしいモンスターに捕らえられていることが分かる。時は一刻争う。向かうはいまだかつて誰も生きて帰ってきたことのない禁じられた地にある死の砦。正直、ちょっぴり怖いけど、泣いてる子供がいたんじゃほっとけない。かくして勇敢なイウォーク戦士たちの冒険が始まる。

…という感じ。ようは『ジェダイの帰還』で出てきた“森の月エンドア”にフォーカスしたスピンオフ映画だ。

© Lucasfilm Ltd.

他のスターウォーズと違って「剣と魔法の物語」ではない。当然、光る剣もフォースもない。でも愛という魔法がある。イウォークの秘薬にかかれば、あら不思議。傷も心の痛みもたちまち癒えてしまうのだ。

バカで喧嘩っ早いけど、愛嬌があってどこか憎めない奴ら。言葉なんて当然通じないのだけど、そこから生まれるギクシャクした感じもまた実にユニークだ。相手の顔色をうかがいながら手探りのコミュニケーションを試行錯誤するが、どうにもならず一方通行なやり取りが続く人間とイウォーク。それでも一緒に過ごすうちに、やがて彼らの間に絆が生まれる。

勇気と献身と愛。それが銀河で最も強力な武器なのだ。彼らはこの旅を通してそれを学ぶことになる。

ジョージ・ルーカスは当初、本作品を30分のTVドラマとして案を練っていたが、唯一関心を示したテレビ局が2時間の映画として制作することを提案。結果、90分のテレビ映画として世に送り出された経緯がある。こうしてみれば比較的軽いノリの企画モノというのはだいたい想像がつくだろう。

一時間半で完結するイウォークと子供たちの大冒険『イウォーク・アドベンチャー』(1984)。気楽に観るにはちょうどいいかもしれない。『ジェダイの帰還』やレゴスターウォーズが好きな人にはぜひおススメしたい作品。

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