スター・ウォーズのノベライズと続編化

アラン・ディーン・フォスターがスター・ウォーズのノベライズを書くために雇われ(本のクレジットはルーカスのものとなったが)、続編も小説にて進められる運びとなった。

これをいつか映画脚本に採用することも見込んでの試みだ。タイトルは『Splinter of the Mind’s Eye』(以下、スプリンター)。“ルーク・スカイウォーカー三部作のアドベンチャー”との注釈が添えられ、トリロジーの二作目ということだった。

この作品をルーカス自らが監督するつもりだったかは不明だが、おそらくは『帝国の逆襲』でそうなったように、エグゼクティブ・プロデューサーを務めることになっただろう。もしルーカスが続編をつくらず、別の映画に集中することを決めていたら、少なくともスプリンターが関係本として補完することになり、ルーカスはそのままフォスターに最終章も任せる計画だった。

映画ではあれだけの苦労を経験したのだ。ルーカスはその後のストーリーは本の中で進めるつもりでいて、続編映画のことはあくまで映画がヒットした後にようやく決めたことだった。インタビューの中でフォスターは「低予算で映画化できるように注意を払って、ルーカスと一緒に本をデザインした」と明かしている。つまりこれはふたりの共同作品だった。

スプリンターのストーリーはユーモア満載、展開が早くて冒険の連続、アクションがたくさんつまったプロットで、これは元々映画が参考にしていたアドベンチャーシリーズ作品を意識したものだ。

ルークとレイアは明らかに恋愛中で、ふたりのロマンスもアドベンチャーの主要な部分だ。ハリソン・フォードは映画の続編には契約を結んでいなかったことから、ハン・ソロはストーリーから綺麗さっぱり消えている。これはアレック・ギネスも同様だ。

この本は1978年2月にリリースされる予定だった。

ルーカスが映画のポストプロダクションに躍起になっている中、アラン・ディーン・フォスターは続編小説の執筆を進めていた。しかしながら、スプリンターがリリースされる前に信じられないことが起きる。1977年5月25日の出来事だった。

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