ハイ・リパブリックのアダルトノベル第二弾『Star Wars The High Republic: The Rising Storm』(キャバン・スコット著、6月29日発売予定)。
発売に先駆け、一部抜粋がすでに3つも公開されており、しかもそのうちのひとつはプロローグからだ。当然全部読んだわけだけど、いやーこれは待てない!なおさら楽しみになってしまった。
本作は小説『Light of the Jedi』の続編にあたるとは説明されていたが、プロローグを読んだ感触としては思った以上に“正統派続編”であることが判明した。コミックのようにキーイベントの直後というわけではなく、あれから数か月後の銀河が舞台だ。
『Light of the Jedi』エピローグの話が『The Rising Storm』のプロローグにてそのまま展開されているのは実に面白い。以前の感想記事であれこれ書いたのだけど、あのエピローグに俺の気持ちがガッチリわしづかみされてしまったわけだよ。すっかりエルザー・マンに感情移入してしまい、この先どうなるのだろうと少し悶々としていたんだよね。

『The Rising Storm』のプロローグはエルザー・マン視点であれから数か月後の話が進むとあり、これはとても嬉しかった。前作のラストで経験した“謎のダークビジョン”。この真相を探るべく、エルザーは躍起になっていた。それはそうと、エルさん、案の定エヴァのことが頭から離れなくなってる(笑)まあそりゃそうやろな。
エルザー・マンはカイロ・レンとクワイガンを足して二で割った感じかな?めっちゃ適当な例えだけど。カイロのような反逆者で、それでいて不器用な奴だ。俺が気になるのも無理はない。
いやしかもね、何が気になるってエヴァとの関係だよ!この先どうなるんだよこのふたりは。
さらに今作ではエルザーとエヴァの幼馴染である「ステラン・ジオス」もついに満を持して登場するのだ。小説のカバーではセンターに堂々と映ってるくらいだ、間違いなくそうなるはずだ。ハイ・リパブリックにおけるトリオともいえるエルザーとエヴァとステランだが、今のところはステランはいずれの作品にも一切フィーチャーされずに現在まで至っている。
結果的にエルザーとエヴァは自分の超お気に入りキャラにまで昇華したわけだが、こうなるとステランの描き具合にも俄然期待が高まる。

『The Rising Storm』で楽しみなのは
- ステラン・ジオスと幼馴染ふたりの距離感
- エルザーとエヴァの関係性
- マーキオン・ローのバックストーリー
こんな感じだろうか。いやもちろん物語自体にも興味はあるのだけどね。
そうそう、公開された抜粋のひとつはマーキオン・ローのエピソードで、それによると今作ではマーキオンの過去が徐々にひも解かれていくようだ。なにやらマーキオンの一族はジェダイと確執がある様子だが、いったいこれがどのようにストーリーに関係していくのか。
マーキオンは一応今のところはシスでもダークサイドのフォースユーザーでもない。とはいえ、黒い影はすでにチラついているのだ。はたしてどうなることか。
Source: starwars
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