さすがに多すぎて困惑した。
俺の感想は最初「ふーん、で?」てな感じで斜に構えてたのだけど、少し時間が経って変わってきた。
- Rogue Squadron(映画、2023年公開)
- タイカ・ワイティティの映画
- Obi-Wan Kenobi
- Ahsoka
- Rangers of the New Republic
- Lando
- Andor
- The Acolyte
- The Bad Batch
- Visions(日本のアニメショートフィルム)
- A Droid Story
このリストの中で楽しみ(?)というか見るか見ないかのギリギリのラインは、ローグワン・プリクエル(タイトル『アンドー』ってそのまんまやな)と、レスリー・ヘッドランドの『The Acolyte』、あとスカイウォーカーの夜明け以後の銀河が舞台とされる『Rogue Squadron』かな。
ランドのやつは…うーん、正直微妙やな。俺はSOLOをかなり評価してるし続編も楽しみなのだけど、ぶっちゃけチビランドは全く好きになれなかったんだよね。まあ、これはまだ情報もないし判断できる段階ではないけど。
『Obi-Wan Kenobi』と『Ahsoka』だけど、こっちに関しては興味ないどころかすでにアンチ化してるわ。
オビ=ワンはやる必要あるのかといまだに思ってる。アホらしい。隠遁生活中の話だし、この期間のベン・ケノービは神話の領域なわけだよ。姿を隠し、息を潜め、ひっそりと余生を過ごすかつての老兵だ。例えば、ダゴバにいるときのヨーダやオクトー時代のルークを想像すればいい、こういうものをいちいちドラマ化して語らなくていいのは自明の理だ。
「日常」などドラマにしても面白くないのだが、さりとて旧三部作の話の都合上絶対そうでなければいけない。そうはいってもミニシリーズとはいえわざわざドラマ化するのだ、どうせそれなりのイベントは起きるのだろう。だからそれだけにね…。まあ、最近スターウォーズに興味がなくなってきたし、もうあまり細かいことはどうでもいいのだけど。オリジナルも含め、全ては慈善事業ではなくビジネスなのだ、あとは今のファンが楽しめればそれでいいのだと思う。
『Ahsoka』は…。そういえばマンダロリアンに出てたな。スターウォーズもいよいよ「はい、キャラをチラ見せしますよー。スピンオフ込みのマルチユニバースやるんで見てくださいー」路線に出てきたか。前からあのドラマはファンフィルムっぽいとは思ってたのだけど、アソーカの回はより一層安っぽさに磨きがかかってたね。久しぶりにB級映画を観た気分になって逆に新鮮だった。正直、スターウォーズというよりリディックみたいな雰囲気だと感じてしまったのだが、向こうの方が段違いに面白いのが悲しいところだ。
というかさー、そもそもタイムトラベルして助かったキャラが実写にノコノコ出てくるっていいのか!?あいつは外に出しちゃいかん子だろ。アニメだから俺もあまり口うるさく言わなかったのだけど、さすがに実写作品はやりすぎなんじゃないだろうか。いやというかそれ以前にだよ、ボバ・フェットの回もあまりにバカバカしすぎて、もはや画面上で起きてることを真面目に受け取るのが難しくなってきた。俺の中では『マンダロリアン』はすでにノンカノン認定させてもらってる。
なんか色々ディスったけど楽しんでる人は俺に構わずエンジョイしてください。
The Acolyte
アコライトは「ハイ・リパブリック時代末期」「銀河の秘密と台頭するダークサイドの力」「ミステリースリラー」とパワーワードが並んでおり、すでに異質なオーラを放っている。これはヤバいよ。しかも、製作総指揮は俺が注目しているレスリー・ヘッドランドときた。まさに完璧だ。
ただ一点だけ懸念材料があるとすれば、映画ではなくドラマシリーズということだろう。マンダロリアンを見た限りだと、やはり映画との間にはまだ差があるのを痛感した。とはいうものの、ドラマの強みを生かして登場人物にもっと焦点を当てることができるし、ストーリー重視の作品になることを期待している。
Rogue Squadron
2023年公開予定のスターウォーズ映画、つまり4年のインターバルを挟んで最初の映画タイトルだ。
注目すべきは、『Rogue Squadron』の舞台が『スカイウォーカーの夜明け』以後の銀河、つまりTROSの未来を描く貴重な公式作品ということだろう。TROSでサーガが幕を閉じ、その未来の話が語られるのはずいぶん先になるだろうとは予想していたのだが、まさか映画次回作でいきなり踏み込んでくるとは思いもつかなかった。もちろん新世代のスターファイターのパイロットがテーマなのでレイの登場はないだろうが、それでも未来のストーリーということで俄然興味がわいてきた。
最後に
ここまで一挙にたくさんアナウンスされるとさすがに圧倒されるね。多分俺はもう全部観てる時間も余裕もないだろうな。さてどうしようか。
それはそうと、自分のスターウォーズ観は2015年以前の状態に戻りつつある。あの頃まではオリジナル以外は全部非正史扱いしていたのだけど、今はそれにシークエルだけを加えた6つ構成になった。その他全ては薄い曇りがかった「“一応”公式作品」、内容もそれなりに知ってるけどただそれだけの存在、といった感じだ。自分はオールドスクールの人間だし、これくらいでいいのだ。プリクエルの頃を思い出しても、どれだけ辛い評価であれ普通に受け流すだけで特になにも言わなかった。
2015年から現在までのファンダムというかスターウォーズの議論一般を見て思ったのだが、好きならなおのことネットから離れたほうがいいかもしれない。スターウォーズのブログを4年間やってそれを痛感した。ただでさえ人によって基本認識や同じ情報の受け取り方すら違うのに、世代が違えばさらに垣根が大きくなるものだ。自分もこのサイトはじきに畳んで、あとは昔と同じように作品がリリースされたときにそれを普通に楽しむと、こんな感じにしようかと考えてる。結局のところファンは受け手側の人間で、公式が作ってくれたおかげでそれを見ることができるのだ。そのプロセスに他人のノイズが入っても邪魔なだけ、しょせん良い効果が生まれることなどない。最近、子供たちが今のスターウォーズを楽しんでるのを見て、この空間に他者の介在があっても「百害あって一利なし」と感じた次第だ。
ルーカスフィルムならびに各製作者の益々の活躍を祈っている。
Source: starwars
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お疲れ様です。
突然の発表には驚きましたね。
今年って多分アニメ2作品とボバ・フェットくらいですよね?
畳まれるのは残念です。
マンダロリアン酷評記事って、ネットにあんまりないって意味で、結構面白いと思うんですよ。
もし気が向かれたら、来秋にでも戻ってきてくださいね。
個人的にはマンダロリアンはシークエルより楽しめてます。
そしてシーズン2終盤、まさかこんなビッグサプライズがあるとは・・・。
キレキレの動きのルーク、そうこれが見たかった。