どうもです。なにやら新しい本が発売されたらしく、ちょっと印象的な話を耳にしたのでそれをサラッと紹介します。
Happy to get my hands on this… let’s have a look!! pic.twitter.com/rOx3Q7cKaP
— Old Man Blinks (@OldManBlinks) October 9, 2020
I know the TROS ending didn’t work for many people, particular for Ben Solo fans, but I do like the ending of the Leia entry. pic.twitter.com/5mE8M9eU1B
— Old Man Blinks (@OldManBlinks) October 9, 2020
皇帝パルパティーンが戻ったことで、レイアは戦いが終わりに近いことを悟る。ファイナルオーダーとの戦闘の準備は整い、自身のパダワンも最後のシス卿に立ち向かおうとする。
最期の瞬間、彼女は息子に届こうとした。これが触媒となり彼は光へと戻るのだが、身体への代償は大きかった。レイアはこの世を去るが、すぐにはフォースのもとに加わることはない。ベンが来るのを待ち、そうしてふたりはコズミックフォースへと一緒に入っていった。ようやく平和を手にしたのだ。
これが凄く綺麗。思わず頭の中で絵を想像してしまった。映画と小説からもなんとなく分かってはいたけど、やっぱりレイアはベンを連れてフォースの世界に入っていったんやね。
考えてみれば、レイアはずっと戦いの中に身を置いていたんだよなー。ジェダイの道もあったのだけど、息子のためにそれを断念し、政治の世界から銀河を少しでも良くしようとした。結果的に息子は闇に奪われてしまうのだけど、それでも自由と正義のために戦うことを止めなかった。
こういうのが本当のヒーローなんだよ!暗闇を照らす大きな太陽、それがまさしくレイアだ。
『フォースの覚醒』のオープニングクロールで「平和と正義を取り戻すために、レイアはなんとしてもルークを見つけようとする」(ジャジャジャジャーン)ってな感じで物語は始まったのだけど、なんてことはない、すでにいたんだよ!みんなが探し求めていたヒーローはすぐそこにいたんだよなー。レイア自身もそれに気付いていなかったのだ。
レジスタンスを導く偉大な指導者レイア・オーガナ・ソロ。そしてTROSではそこにレイの師匠という設定も追加された。
不安なレイに寄り添い、ルークとの記憶を伝え、なんとか師としての役割をまっとうしようとするレイア。そんな中、ふたりの間には親子に近い絆が生まれていた。不完全な師弟にして不完全な母娘。レイとレイアの間には血を越えた繋がりがあった。くしくもふたりともルークの弟子だ。
最期の瞬間、命と引き換えに息子に呼び掛け、ベンはすぐ反応するのだが、レイはそれに気付かずベンに致命傷を負わせてしまう。悲劇的なシーンなのだけど、即座にレイは自分の命もかえりみず、ベンを救おうとする。レイアとレイ、ふたりが示したジェダイの本質「無私の行い」だ。
ふたつの大きな光がベンを救ったのだ。だけど、レイは自分の中で湧き上がる闇の素顔を恐れていた。ルークにうながされ、恐れと対峙することを決めるのだが、皇帝を前にしたときあまりの迫力にその決心が揺らぎ始める。そこにベンが駆けつける…。
…うん、まあやっぱ書き出すと長くなるな。この辺にしとこう。
TROS凄く良いと思うんだけどなー。なんでCriticのスコアがあんなに低いんやろ??最後のジェダイのときは「やっぱ批評家は分かってるなー」と感心してたんだが。やっぱあかんな、あいつら全然分かってない(笑)
あとねー、TROSはなにげに音楽が良い。「The Rise of Skywalker」は間違いなくシリーズ屈指の名曲だし、「A New Home」も凄く好き。
ところでラストシーンなんだけど、あそこでダラダラ間延びしないであっさり短く終わってしまうのがグッドやね。

スターウォーズにおいては、太陽は「旅立ち」を意味するのだけど、あれはまさにレイの心境とリンクしているのだろう。シークエルトリロジーはレイ冒険記の序章にすぎず、これから本当の意味で新たな世界に飛び込んでいくのだ。まだ見ぬ未来を想像させてくれるフィナーレだった。
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