主人公のジェンダーとヒロイン

第二草案と第三草案の間のときだ。ルーカスはヒーローをヒロインにするという大胆な実験をおこなっている。

「オリジナルのストーリー案ではお姫様と老人の話だった。それでしばらくして彼女を外すように書き換えて、第二草案のときには女の子が全くいないという状況になっていた。このことに心がとてもかき乱されたね。女性がいない映画なんて絶対つくりたくなかったんだ。

これには色々苦労して、ある時点ではルークが女の子だったときもある。単純に主人公を男の子から女の子に変えたわけだ」

しかしながら次の草案では、捕らわれの味方役だったディークを削除し、お姫様と入れ替え、主人公ルークのジェンダーは再び男へと戻った。さらに、ルークの兄弟も取り除き、彼を単独の存在にした。これをさらに意味あるものにするために、叔父オーウェンは優しい父親像から冷たい粗野な人物へと変貌を遂げる。

かくしてルークは抑圧されたどこにでもいる普通の人になった。なにか凄いものを夢見ながら、継父母のお手伝いに追われ、精神的に苦しみ囚われているという、おとぎ話によくいるキャラクターだ。

ルーカスはこれにあるシーンも追加した。ルークがアンカーヘッドの街近くのガレージで友達とつるんでいるとき、大きな野望を口にしてからかわれる、という場面だ。モデストにいた頃、ルーカスの青年時代の姿と重なる。

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