『Star Wars: Squadrons』のゲームプレイが初披露。
「EA Play Live 2020」に合わせて『Star Wars: Squadrons』(10月2日発売予定)のゲームプレイトレイラーが公開され、気になるゲームシステムの詳細も入ってきた。
トレイラーの注目ポイントは実写バージョン(っぽい)ヘラもさることながら、やはりなんといってもスローンだろう。スローンといっても顔真っ青のチスのほうではなくて、レイ・スローン(Rae Sloane)の方ではあるが(日本語だと名前がまぎらわしい笑)

エンドア戦後の混乱期、彼女は帝国における事実上トップの地位にあり、その後はファースト・オーダーの創設者となった人物だ。これまでのところ登場機会の少なかったスローンだが、ようやく満を持して姿をみせるということで、本作のストーリーへの期待度が一気に高まってきた。
今回のトレイラーではゲームの内容にも詳しく触れられており、そのなかでも気になった箇所を取り上げたいと思う。
カスタマイズ
本作ではなかなか豊富なカスタマイズが用意されている。
パイロットの種族や服装、スターファイターのカラー、そしてコックピットに置ける小物まで自分好みの仕様にできるのには少し驚いてしまった。説明ではイウォークの人形だったが他にはどんなオプションがあるのか気になるところだ。


コックピット周りが充実していることからも、『Squadrons』は一人称視点でプレイするゲームとしてデザインされていること分かる。
ちなみに本作はVRサポートがあり、シングルキャンペーンもマルチプレイも全てVRでプレイ可能とのことだ。
ロードアウト
今作のプログレッションシステム(成長要素)に関しては、「ゲーム内にあるアイテムは全てゲームプレイを通して獲得できる」と説明されている。
アンロック要素は豊富で、そこから自分のプレイスタイルに合わせてスキルを選択していくことになりそうだ。この辺りは『バトルフロントII』のスキルカードシステムと似ていることが予想できる。

正直、『Squadrons』のゲームプレイトレイラーを見て、SEも含めて『バトルフロントII』に似ているというのが率直な感想だ。おそらくあのゲームからゲームアセットをかなり流用しているのではないだろうか。
マルチプレイ
マルチプレイは5vs5のオンライン対戦。敵はAIバトルにするか、実際のプレイヤーとの対戦にするかオプションで選ぶことが可能だ。
試合前は「ソーシャルハブ」にチームメンバーが集合し、そこで戦略を話し合ったり、任意のロードアウトを選ぶことができる。試合中もそのときの状況に合わせて、機体を変更することが重要となる。
そして操縦する船は
- ファイター(TIEファイター/Xウィング): 万能型で様々な状況で活躍できる
- インターセプター(TIEインターセプター/Aウィング): 素早く、機動性が高い。敵機の追撃に最適
- サポート(TIEリーパー/Uウィング): 味方の補助をしたり、敵の妨害をおこなう
- ボマー(TIEボマー/Yウィング): 破壊力抜群。敵の旗艦やスターファイターに大きなダメージを与える
と4種類のスターファイターから選択可能。


用意されているゲームモードは「フリートバトル」と「ドッグファイト」の二種類だけとシンプルだ。これは最近の大作ゲームには珍しく、かなり潔い試みだと思ってしまった。あまりゲームモードが多くても人が分散するだけだし、シンプルイズベスト!ということで、実際のゲームプレイが面白いことを期待したい。
「ドッグファイト」はいわゆるチームデスマッチ形式のバトルで、「フリートバトル」はオブジェクトルールのゲームだ。
「フリートバトル」ではまず最初にドッグファイトのステージ、次に中型サイズの旗艦の攻防戦、最終ステージでは巨大旗艦のサブシステム(シールドジェネレーター、ターゲティングシステム、パワーシステム)がターゲットとなる。
- ドッグファイト
- ミディアムサイズ旗艦の攻防戦
- 巨大旗艦のサブシステムを破壊する
とこのような流れで、各フェーズにて敵味方が押したり引いたりして、次のステージに進むかあるいは逆に押し戻されたりする。

ちなみに開発スタジオであるEA Motiveによると、今作にはバトルパスやアイテム課金の要素は一切ないとのこと。リリース初日に全てのコンテンツが収録されており、その後の追加コンテンツは今のところ予定していないと説明する。
『Star Wars: Squadrons』は10月2日発売予定。対応機種はPS4、Xbox One、PC。
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