いよいよ公開が迫る『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』。監督やキャストのインタビューが多すぎて、正直ニュースをあまり追えていない今日この頃です。
もう映画の公開も近いし、ここはどっしり構えて、最後のひとときを楽しむことにします。
ところで『スカイウォーカーの夜明け』の見どころって何なんですかね?これは人によっても違うかもしれないけど、自分にとっては
「カイロ・レンのリデンプション」「ベンの帰還」
今作の注目ポイントは間違いなくここです!
スターウォーズといえばやっぱりヴィランの贖罪がある意味テーマだし。アダム・ドライバーの怪演ぶりを想像するだけでワクワクしてきます。
カイロ・レンの大筋
アダム・ドライバーは以前のインタビューでも「カイロ・レンが進む方向は最初から教えられていた」と説明していますが、最新インタビューでは再度同じような話が披露されています。
—キャラクターの道筋について教えてもらいたい。カイロにとって転換点となるなにかがこの映画では起こるはずだが、それを知ったときのあなたの気持ちはどうだった?どのような感情が流れたのだろうか。
冒険の全体を通しての変化のことだね。JJとの最初のミーティングのとき、彼からこのキャラクターの道筋を聞かせてもらい、とても感情移入することができた。
最後の映画ではキャラクターがどう進むのか、それがこの6年間頭の中に残っていた。誰もそれがどうやって終わるかは知らないけどね。どのように終わるかは始めたときには誰も知らなかった。
だけど、最初の映画のタイトル『フォースの覚醒』は彼にとっても深い意味があるんだ。フォースの覚醒はライトの側だけではなく、ダークにとってもそうだった。だから繰り返しになるが、JJは6年間の旅の中で彼がどう進化するのか教えてくれ、考えることができた。今作でそれが達成されることを願っている。
JJは最初のミーティングの場にて、カイロ・レンのプランを打ち明けていたとのこと。やはりアダム・ドライバー本人は、カイロ・レンがどこへ向かって作られているのか6年前から知っていたのでしょう。
また、ザ・ニューヨーカー誌の記者とのインタビューでは、出演契約を結ぶ前に映画三作品におけるカイロ・レンの道筋を聞かされていたことを明かします。
Here's an Adam Driver thread for people who want hints on what happens in #TheRiseOfSkywalker. When I interviewed him in Belgium this fall, he said that J.J. Abrams originally persuaded him to play Kylo Ren by laying out his arc over the three films. /
— Michael Schulman (@MJSchulman) December 6, 2019
"It's a character thing. It's not said. It’s an arc that I’ve been basing all my choices on…For me it was the key into him, the character. But, again, you’ll watch it and be like, What’s the thing?" /
— Michael Schulman (@MJSchulman) December 6, 2019
今秋、ベルギーで彼(アダム・ドライバー)をインタビューしたとき、JJは最初に映画三作での彼の道筋を話し、カイロ・レンを演じることを説得したとのこと。
アダム・ドライバー: “その詳細はここでは言えないけど、大きな暴露につながるようなものではなかった。だけど自分にとっては「おー、このキャラクターをそのように見れるなんて凄い。映画の三作目に向けてそう進むのか」と感じられた”
彼によると、これは「ルーク、私がお前の父親だ」のような類のものではなかったという。
アダム・ドライバーの説明では、JJが教えてくれたのはキャラクターにまつわる話で、驚きの暴露系の内容ではなかった模様。ただ、「キャラクターにとってカギとなるもの」で、アダム・ドライバーはカイロ・レンを演じる上でこの大筋をベースにしています。
どうも話のニュアンス的には、簡単なプロット(最後はリデンプションにつながる)、レイとの関係性、カイロ・レンの起伏と障害、それが映画の三部作でどのように計画されてるのかetc…このような基本的な流れと方向性は教えられていたのでしょう。
『スカイウォーカーの夜明け』ではいったいカイロ・レンの運命はどうなってしまうのか。映画が公開されてからもう一度EP7とEP8を観ると、カイロ・レンの印象もこれまでとは少し違うかもしれない。
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