皇帝のカムバック案は『フォースの覚醒』製作時にさかのぼる – J.J.エイブラムス監督が明かす

いよいよ『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』の公開日も近づき、プロモーションも佳境に差し掛かりつつあります。

今作での目玉となる皇帝パルパティーンですが、いったいどの段階でこの案に至ったのか。それとも前作でスノークが去ったことで急遽パルパティーンを再登場させることになったのか。

J.J.エイブラムス監督はその舞台裏を明かしています。

皇帝のカムバックについて

JJによると、皇帝の再登場は『フォースの覚醒』の頃にすでにテーブルの上にあったとのこと。

— パルパティーンを戻そうと決めたのはいつ?これはフォースの覚醒のときに議論されたのだろうか?あるいは、むしろスノークがいなくなったからなのだろうか?

ラリー・カスダンと私がフォースの覚醒を作っていたとき、もちろん他とも関連させていた。私たちは特にこれまで起きたことを熱心に見ていて、新たな物語を始めるにあたり、すでに馴染みのある特定の事柄、テーマ、アイデアなどに触れるストーリーを選ぶことにした。だけどそれを詳しく調べて、これがこの先どこに向かうのかということもちゃんと考えたよ。

そうだね、これについてはあの当時も話し合いがあった。もちろん、これはどの始まりもそうで、たいてい中に糸を仕掛けたがるものだけど、それでも何から何まで必要以上にあからさまにもしたくないんだ。

その後、ライアンが最後のジェダイをするときに私たちは会って話をし、そうやって彼は自分のストーリーを書いた。その脚本を読んで思ったのが、ラリーと私が話し合っていたもの、つまり自分ならこちらに進むだろうなと思っていたものがあって、それを何一つ邪魔するものではないことを理解した。

実はこの映画である特定のことをしたのだけど、私たちは思わず笑ってしまったんだ。「オーマイゴッド、5年前に一緒に話していたことを今ようやくすることになるなんて」ってね。

というわけで、やはり皇帝の構想は『フォースの覚醒』製作時にまでさかのぼるようです。

あの当時、JJとカスダンはEP7から先のことも話し合っていて、映画に入りきらなかった分はライアン・ジョンソンと会った際に色々インプットしたのでしょう。そして、ライアン・ジョンソンは一応自由に書かせてもらったものの、JJとしては仕上がった脚本を見ても「流れ的には自分のものと外れてない」という感想だったとのこと。

©Lucasfilm Ltd.

JJは過去のインタビューでも同様の説明をしており、話は終始一貫しているように思えます。

フォースの覚醒の頃の構想

— 『The Art of The Force Awakens』の本では、デススターの残骸の中を泳ぐレイの姿が描かれていた。これもまた今作の映画で見ることになるもののひとつだろう。

あの本の中には、ほとんどそれをしたに近いようなことがいくつかあるね。それでもパルパティーンの具体的なものはどうだろう?元々、私は今作をするはずではなかったから、数年間オフの時間をもらったし。

だけどキャスリーン・ケネディから電話を受けて、また舞台に戻ることになり、私は「これはどこに向かうのだろうか?」と問い始めた。そして突然、よしそれをしようというまでに至る。ここ一番の大事な場面だ。それで仕掛けた糸にもう一度戻ったのだけど、今後は新しいものを見つけることもできた。

スノークの謎

はたしてスノークの正体は明かされるのか。これについては次のように話します。

— 今作の映画が終わるまでには、スノークがいったい誰なのかもっと知ることができる?それとも、これはまた別の機会に語られる話なのだろうか?

あまり多くは語りはしないけど、この映画はエンディングだし、自分にとっては始めるよりもずっと難しかった。答えを提示しなければいけないことを知っているしね。映画の終わりまでに完全に謎が解かれないものもあるかもしれないが、だけどみんなには絶対に満足した気持ちになってほしい。

みんなが映画館から出るときに、これは宣伝の手口やなにかじゃない、本当のエンディングだと感じてもらえるのが望みだ。私たちは本当にこれを終わらせるんだよ。

「映画の終わりまでに完全に謎が解かれないものもある」

おそらくこの部分はスノークのことを指している気がする。どうもニュアンス的にはスノークの謎はそのままなのだろう。

まあ、自分としてはこれでいいんじゃないの?なんて思っています。ストーリーにおいて意味のないことに答えを出してもナンセンスだし、ちょっとした謎くらいは残しておいたほうがいいかもしれない。

Source: UPROXX

8 thoughts to “皇帝のカムバック案は『フォースの覚醒』製作時にさかのぼる – J.J.エイブラムス監督が明かす”

  1. 皇帝の復活を知らされてから、スノークはシディアアスの弟子ではないかと予想しております。
    単純だけど。

    1. 皇帝の弟子か、あるいは逆に師匠のプレイガスか…。(自分はその二択ならプレイガス推し)

      まあプレイガスだと死んだはずの奴がふたりも出てきたことになるけど。

  2. スノークは皇帝を揶揄するようなセリフ吐いてるので、恐らく外宇宙の存在なんでしょう。
    全ての謎を明かさず想像の余地を残しておくのも楽しいと思うんで、
    無理して詰め込まなくてもいいなと自分は思ってしまいますね。

    1. 外から来た未知のダークサイドというのが一番正当なルートかもしれませんね。あんまりみんながあちこちで繋がっているというのは世界観が小さくなるし。

      いずれにせよあまりペラペラ説明されても興ざめだし、想像の余地を残すくらいがちょうどいいと思う。

  3. 皇帝の存在はおそらく、このシークエルで人気キャラクターやヴィランを生み出せなかった時の保険として考えていたんじゃないかな。
    でもまぁこれなら旧作ファンもそれなりに楽しみにするだろうし無難な落としどころだと思う。新しいものは生み出せなかったが。

    1. 今回の三部作は旧作の延長戦という感じだし、ある意味必然だったのかも。

      でもシークエルは色々新しい要素を生み出せたと思う。

      カイロ・レンはダースモール以来のお気に入りのヴィランだし、ライトセーバーも新発明した。スノークも迫力あった。スターウォーズの惑星といえば以前はタトゥイーンだったけど、今はジャクーを最初に思い浮かべるようになった。ドロイドのアイコンもBB-8に変わった。

  4. EP4の時からこの映画にとりつかれているけど、シークエルは最高です。ただ昔から知ってるだけあって、ウィルス銀河史であって、ウィルス銀河史で終わって欲しい!は私の理想、ワガママ。オープニングクロールをr2 が解説してるのなら結末を創造してしまう私。あぁ速く観たい!!

    1. もう長い付き合いなんですね。

      マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード、ピーター・メイヒュー、ビリー・ディー・ウィリアムズetc。

      レガシーキャラクター本人が登場する映画なんて絶対これっきりだし、ファンにとっても一生に一度だけの体験になりそう。

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