当初『スカイウォーカーの夜明け』の脚本兼監督を任されるはずだったコリン・トレボロウ前監督。キャリー・フィッシャーの急逝によって脚本のリライトを迫られ、最終的に降板へと至ったわけですが、どうやら今作での脚本には名前がクレジットされるようです。
そして今回、コリン・トレボロウはエンパイア誌のインタビューの中で、前作と今作について語っています。
まず最初に監督は、JJが自分のアイデアを使用してくれたことに感謝の言葉を伝え、その上で皇帝の再登場に関して次のようにコメントします。
皇帝を再登場させたのは、JJが復帰したときに彼が持ち込んだ案だ。正直言って、私は考えすらしなかったものだ。これについては彼を称賛する。
これはひも解くのがとても難しいストーリーだったが、彼はそのカギを見つけた。
というわけで、皇帝パルパティーンのカムバックはコリン・トレボロウ案の脚本にはなかった模様。JJにバトンタッチされてから、このアイデアをストーリーに組み込んだことが分かります。
ただ、JJとKK社長は以前のインタビューで「皇帝の再登場はずっと前からテーブルの上にあった」「最初から案にあった」と話していたこともあり、今回のコリン・トレボロウ監督の話とは少し矛盾する気がする。
これについては『スカイウォーカーの夜明け』の公開後にもっと詳しい経緯が明かされるかもしれない。
レイとポーのシーン
『フォースの覚醒』のラストでは、次回作を担当するライアン・ジョンソンの要請で「BB-8の代わりにR2-D2をレイと一緒に行かせる」ことに変更されます。
どうやら『最後のジェダイ』の撮影でも、同様のリクエストがコリン・トレボロウからなされたようです。
レイとポーが初めて会うシーンだけど、ライアンにそれを加えてもらえないかと頼んだんだ。とても愛されているキャラクターだし、次の映画に向けてちょっとした時間をもつのが相応しいと感じたからだ。彼のしたやり方は完璧だと思ったよ。
ふたりの間で交わされたシーンは、コリン・トレボロが頼んだものだったことが判明しました。

そういえばあの会話だけど、正直「ちょっと浮いてるなー」と思ったんだよね。やっぱり脚本を書いた人とは別の誰かが加えたシークエンスだったのか。不思議なもので、そう言われるとそんな気がしてきた。
というかこの話を素直に聞くと、次回作でのレイとポーの関係はラブロマンス路線だったのかな?ポーのセリフも「I know」だし、ハンとレイアのシーンを連想した人も多いはず。もしかするとコリン・トレボロウの頭の中ではそのようなイメージだったのかもしれない。
Source: EMPIRE
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