『スカイウォーカーの夜明け』カイロ・レンのヘルメット修復、日本の「金継ぎ」がモチーフ

前作にて破壊されたカイロ・レンのヘルメット。しかし、『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』のティーザー映像でも話題になった通り、今作では修復されたものを再び装着することになります。

この少し異様にも見える修復痕ですが、実は日本の「金継ぎ」に着想を得ていることが明かされています。

話の本題に入る前に、金継ぎについて説明すると:

金継ぎ(きんつぎ)は、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。

– ウィキペディアより

というものです。

そういえば以前、カイロ・レンのこの修復ヘルメットが公開されたとき、一部ファンはまさに日本の金継ぎによる影響を指摘していたことがあります。こういうのに気付く人はホント凄いですね。

修復痕の意味

『スカイウォーカーの夜明け』にて登場するカイロ・レンのヘルメットは、金継ぎがモチーフとなっているようです。Empire誌の特集記事ではJ.J.エイブラムス監督の言葉も紹介しています。

これは発展過程に浮上したもので、最後のジェダイへの非難ではなく、各監督が感じた異なる価値観を表現している。エイブラムスはこれをさらに進めるが、カイロに再びマスクを被らせるのは、単なる悪の美意識以上の意味がある。

「彼にマスクを被らせる。しかし、今度はヒビが入ったものをね。これはとても意図的なものだ。陶磁器を修復する日本の古い技術のように、ヒビが入ってもなお、元の状態と同じくらい美を定義している。レンの心は砕け散り、マスクはそのビジュアル上の表現だ。ここには彼の歩みを語るなにかが存在する。マスクで本当の自分をいつまでも隠すことはできない。やがて彼の行動が明らかとなる。」

レンの光への誘惑とレイの闇への誘惑は、善悪の曖昧さを示す。ジョンソンはエピソード8でそれを作り上げ、9にも同様に引き継がれる。

あのヒビの入った様は、まさに現在のカイロ・レンの心境を表しているのだろう。

それにしてもJJの言葉だけど、カイロ・レンのリデンプションの話をしているようにしか聞こえない。どうも雰囲気的にいよいよ秒読み段階に入ったのかもしれない。

©Lucasfilm

2 thoughts to “『スカイウォーカーの夜明け』カイロ・レンのヘルメット修復、日本の「金継ぎ」がモチーフ”

  1. 修復マスク見た時、茶器の金継ぎやん!て自分も思いました。粋なことするなあと。
    あの時代の日本人の美意識って先鋭されすぎて怖いくらいです。
    あの味出すためにワザと割って置いて継ぐ大名もいたとかいないとかw

    1. おーなかなか教養ありますね。その話も面白い。

      自分は白状すると、金継ぎのこと全く知らなかった(笑)名前すらも聞いたことなかった状態。

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