マーベルコミック『スノーク』あらすじと気になったポイント

マーベルコミックから連載中の『Age of Resistance』シリーズ。先日リリースされた『SUPREME LEADER SNOKE』では、カイロ・レンとスノークの過去のエピソードも明らかとなっています。

先月のネタなのですが、気になったポイントもいくつかあったので、簡単にあらすじを紹介してから、本題に入っていきます。

あらすじ

今回のコミックの時系列は『フォースの覚醒』より以前の物語となり、カイロ・レンが受けていた修行の一端を垣間見ることができる。

冒頭、カイロ・レンの身体は宙に浮かされ、もしそのまま落ちれば間違いなく死ぬという場面。

©Lucasfilm

カイロ・レンの恐怖を感じ取り、強者と弱者の違いについて説くスノーク。

「力のない者はすぐに怒りに駆られ、やみくもに当たり散らす。だが、力のある者は怒りを利用し、それで敵を打つ」

カイロ・レンの身体が谷底へと落下していく。

「恐怖心を使え。それを怒りに、そして怒りを力に変えろ」

スノークの助けなしに、カイロ・レンは自分の身体を浮かせることに成功する。

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もし自分にこれができなかった場合、最高指導者は代わりに落下を止めてくれたのだろうか。カイロ・レンがそう尋ねると、「スカイウォーカー(ルーク)ならそうしただろう」と答えるスノーク。

スカイウォーカーのその行動がお前の成長を妨げる。もっと本当の力があるはずだ。お前にそれを見つけてほしいとスノークは話す。

と、このように今回のコミックではルークが度々話題にあがることになる。

それにしてもさすが暴君スノーク、かなり気性が荒い。マスクは置いていけと伝える場面では、カイロ・レンに返事する間も与えずいきなり殴りつける始末。

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スノークがいかに支配的で、弟子を好き勝手に扱っている様がよく見て取れる。ふたりの関係性をよく表したシーンかもしれない。

スノークいわく、次の訓練では「ベイダーごっこ」は通用しないとのこと。

舞台は惑星ダゴバに移る。ふたりはルークが修行を始めた場所にやって来る。

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スノーク「スカイウォーカー。そう、最も偉大なジェダイがトレーニングを開始したのがこの場所だ」

スノークのルークに対する感情は、尊敬と恐怖が入り混じったものだった。カイロ・レンにとってはそれが不思議で仕方がない様子。それに対してスノークは、ルークはただ道を間違えただけで、決して弱くはないと話す。

スノーク「もし、お前の代わりに叔父を手に入れていたら、銀河はとっくの昔に私のものになっていたはずだ」

とこんな感じでルークリスペクトを怠らないスノークじいさん。

今回の最後の修行の舞台となるのが、かつてルークも体験したダゴバの洞窟。カイロ・レンはこの先で自身の恐怖と向き合うことになる。

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ルークにとってのベイダーが、カイロ・レンにとってはルークというのが、全く真逆の構図でなかなか面白い。

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無事、ルークの幻影に打ち勝ったカイロ・レン。しかし、本当の試練は次に待ち受けていた。

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両親の姿を見て、カイロ・レンの表情が一瞬緩んでしまうのが印象的。カイロ・レンの心がいかにライトサイドとダークサイドの間で揺れ動いているかが見て取れるシーン。

ここでカイロ・レンはスノークの目を欺くために一芝居打つことになる。過去を断ち切るために一心不乱にライトセーバーを振るのだが、実際の攻撃対象は両親ではなく洞窟に対してだった。

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おそらく洞窟の形成を維持していた木の根が破壊されたのだろう。ダゴバの洞窟は崩壊へとつながる。

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数千年もこの地に眠っていた貴重なダゴバの洞窟。スノークは他の弟子も連れてくる考えがあったようだが、カイロ・レンは「弟子は自分だけで十分だ」と口にし、ふたりはこの地を後にする。

落下

ストーリーのあらすじは上記のような感じなのですが、少し気になったというか、印象に残った点があるので取り上げます。

まず最初に…というか初っ端から『スカイウォーカーの夜明け』のネタバレになるのだけど(笑)まあリーク情報なんてあまり当てにならないので、気にせず書いていきます。

以下、映画のネタバレを含む可能性があります


今回のコミックでも描かれた、ベンが自分の身体を空中で止めるシーン。自分的にはこれがなにやら映画につながってきそうな予感がする。

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というのも、映画のラストバトルでのベンの結末なのだけど、どうもベンは皇帝のフォースライトニングを受け、ハンと全く同じような感じで奈落の底に落ちていくらしい。で、そのまま終了とこんな感じっぽい。え、マジで?…みたいな展開だけど。

ただし、リーク情報も強調しているのだけど、「本当の意味でのベンの結末はまだよく分かっておらず、実際のところは真偽不明」というのが現状とのこと。

これについてはよく分かる。だってスターウォーズにおける落下って結構無事だったりするからね。

  • ルーク
  • モール
  • 皇帝
  • キャシアン

など、落ちたけど生還していたという例は多い。

さらにいうと、どうやら『スカイウォーカーの夜明け』はフェイク・デスのオンパレードで、一見死んだとみせかけて実は大丈夫だった、という流れが非常に多いらしい。

そうなるとベンの結末も…まだ希望が残されている!?

例えば、

皇帝のライトニングを受けて奈落の底に落ちていき、そのままベンの姿が見えなくなる。だけど、実はかろうじてフォースの力で落下死を免れ、ベンはそこからフォースコネクションを発動。土壇場の場面でレイの目の前にテレポートし、ふたりでフィニッシュする…。

まあ予想だけど。でも、こんな感じだと一番綺麗にまとまりそう。

スノークをだます

『最後のジェダイ』でスノークが斬られたシーンだけど、カイロ・レンはどうやってスノークの目をあざむいたのだろうかというのが頭にあった。

ただ、今回のコミックでみたように、ふたりは過去に同じような場面を経験しており、スノークはそのときにまんまと騙されていたという前例があったようだ。スノークがもつダークサイドのパワーは疑う余地のないほど強大だけど、カイロ・レンの内面を完全に読めていたわけではなかった。

映画のあの場面では、カイロ・レンはまさに同じ手口でスノークを騙したのだろう。

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ダゴバの洞窟とハン・ソロの殺害。この流れを踏まえ、スノークの視点から見ると、王座の間でのカイロ・レンの反逆を予期するのは難しかったといえそう。

余談だけど、カイロ・レンが洞窟を破壊するシーンで、スノークがかっこよくポーズ決めてるのが笑えた。

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全部お見通しだ!みたいに決めてるけど、あんた全然分かってないやん(笑)

スノークとシディアスの違い

ダークサイドの親玉であるスノークとシディアスだけど、ふたりの弟子との距離感の違いはなかなか面白いものがある。

レイのようなフォースユーザーの原石を目の前にしても、ダークサイドの素質なしとみれば、容赦なく切り捨てたスノーク。見方によれば、最高指導者は意外と既存の弟子を重宝していたのかもしれない。

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それと比べるとパルパティーンは対照的。

シスの暗黒卿であるはずなのに「2人の掟」の運用自体は結構ザルだったし、なにか起きるたびに新しい弟子をとっかえひっかえしていた。最期の場面でもベイダーに代わってルークの勧誘まで始める始末だし。

イメージ的には、パルパティーンが「パワーハングリーな政治家タイプ」なら、スノークは「他人の破滅を喜ぶプレデタータイプ」のダークサイドといった感じだろうか。

一方、皇帝のベイダーに対する態度にはある種の敬意が感じられたのだが、スノークの弟子への振る舞いはまるで子供扱いだった。

スノークはあれだけ圧倒的なパワーをもっていたわけだし、弟子への依存度は低かったのだろう。ただし、ベンはあくまでスカイウォーカーの血を受け継ぐものとして、スノーク劇場にとって必要な人材だったのかもしれない。

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『スカイウォーカーの夜明け』ではいよいよ皇帝が再登場するということもあり、パルパティーンの新しい一面がみられることを期待している。公開後にふたりをもう一度比較するのも面白そう。

Source: starwars

2 thoughts to “マーベルコミック『スノーク』あらすじと気になったポイント”

  1. 記事ありがとうございます。
    あの肉体的には弱々しいスノークがカイロレンを殴ったのは笑いました笑笑

    EP8ではスカイウォーカーがいる限り銀河に希望は残るという発言や、その他異常なまでのスカイウォーカーへの執着からかなり恐れているとは思っていましたが、素直に実力を認めて尊敬までしていたとは驚きました。

    卓越した頭脳を持ち合わせた強力なダークサイドの使い手ですが、下克上が当たり前で弟子ですら警戒をしなければいけないシスではなかった点、様々な面で弟子をナメていた点がスノークの唯一の弱点だったのかもしれませんね。

    スノークはSWでもかなり好きなキャラクターですので今後さらに掘り下げられることを期待しています。

    1. 映画のスノークじいさん貫禄ありましたね。正体がプレイガスだったとしても違和感ないくらい。

      あの松山君ばりの地を這うライトニングがホントに迫力あった。スノークが本気出したらかなり凄そう。

      多分数百年(?)生きていて、昔から共和国の出来事に注目していたようだし、まだまだ語られていないことがたくさんあるはず。

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