『ゲーム・オブ・スローンズ』のベニオフとワイスによるスター・ウォーズ映画三部作ですが、残念ながらふたりの降板という結末を迎えたようです。
「Deadline」の独占スクープ記事ではふたりのコメントに加え、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長の言葉も添えられていることから、ほとんど公式発表と受け止めていいでしょう。
ふたりは声明の中で、多忙のためスケジュール的に合わず「スター・ウォーズとNetflixのプロジェクトの両方を十分にできるとは思えなくなった」と理由を説明。
一方、KK社長も次のような声明を発表しています。
デイヴィッド・ベニオフとダン・ワイスは素晴らしい語り手だ。彼らの忙しいスケジュールがひと段落しスター・ウォーズに専念できる日が来たとき、また喜んでふたりをこの旅の続きに加えたい。
まあしかし、表向きはこのような説明ですが、実際は当然別の理由があったものと思われます。KKさんの話はこんな感じで再生された↓
“We hope to include them in the journey forward when they are able to step away from their busy schedule to focus on Star Wars.” — K.K. pic.twitter.com/p2j4wiOtRA
— Chris Taylor (@FutureBoy) October 29, 2019
映画プロジェクト
それにしてもこれまでの報道を見る限り、ふたりのスターウォーズ・プロジェクトに関する話が段々トーンダウンしていたため、個人的には「なんとなくヤバそうだなー」とは察していた。
ふたりは先日、Netflixとも巨額契約を結んでいたし、だから案の定…という感じかな。
いずれにせよ、残念ながらGoTコンビの映画トリロジーがご破談となったのは事実です。自分としてはマーベルが全く楽しめなくて、『ゲーム・オブ・スローンズ』は結構好きという感じだったので、ふたりが降板してしまって残念で仕方ない。
結果的に何もしないで出ていったというのが少し寂しいね。
Benioff and Weiss arriving at Lucasfilm to work on their #StarWars Trilogy: pic.twitter.com/SgG2mJ1xjW
— Ben Hart Waiting For #TROS (@BenHartWithNoE) October 29, 2019
こうなると、スターウォーズの映画プロジェクトで残ったのはライアン・ジョンソンの三部作とケヴィン・ファイギの映画作品のみとなります。
自分としては『最後のジェダイ』はかなり高評価なので、ライアン・ジョンソンのトリロジーには期待している。ただし、雰囲気的にはまだ初期の段階で、実際の撮影開始には時間はかかりそうだけど。
一方、マーベルのファイギに関しては、アラン・ホルン会長は”a star wars film”と表現していたことから、スターウォーズの映画を一本担当して「はい、さよなら」という可能性もありそう。
Source: DEADLINE
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