ディズニーエキスポ「D23」にて披露された『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』の特別映像が昨夜、ついに一般公開されました。
過去作のシーンを交えながら、徐々に音楽が盛り上がり、それが最終章へとつながっていくという、素晴らしい映像構成だったように思えます。
いやー正直言って、自分は感極まっておもわず泣きそうになってしまった。それくらい素晴らしい映像だった。そしてなにより音楽が最高!
今回の特別映像には想像以上に多くの新情報が収録されていました。というわけで、以下では特に気になった点を取り上げていきます。
※GIFの作り方を昨日覚えたので、この記事にいくつか載せてみます。ファイルサイズが大きいため、いったん様子を見て、問題があれば後で普通の画像に差し替えます。
ダークレイ
一番の注目点はなんといってもラストの「ダークレイ」!かなりダークサイドを匂わす風貌といえそう。

自分としては、やはりレイのダークサイド堕ちは考えにくいというのが率直な感想ですが、それにしてもこのシーンの背景は何なのか…。
- ビジョン
- レイ本人。衣装チェンジして、ライトセーバーも遺跡かどこかで発見
- クローン説(?)
- 本当にダークサイド堕ち
可能性としてはこんな感じでしょうか。
「ビジョン」説が最もあり得そうなシナリオだと思うけど、そうだとするとこれがストーリーにどのように関わってくるのだろうか。やはりこの辺はまさに皇帝パルパティーンのプロットに密接に結びついていくのかな?
ちなみに当初、公式ウェブサイトはこのシーンについて「レイのビジョン」と記載しており、それが後に別の表現に修正されたという経緯があるようです。
これは担当者の人が無意識のうちにネタバレしてしまったのかな?それとも、単に誤解を招く表現のため修正されたのでしょうか。
はたして真相はいかに。
スターデストロイヤー
続々と集結するレジスタンスの軍勢。そして暗い空一面を埋め尽くすスターデストロイヤーの一群。まさに最終決戦にふさわしい総力戦という雰囲気が出てきた。


いやー、これだけ多くのスターデストロイヤーが並んでいると迫力が凄い!フィンたちはこの光景を目にして絶望してしまうのだろうか。
それにしてもこれが噂の「シス艦隊」なのかな?
色々リーク情報が相次いていたけど、その内容をもう一度まとめると、
- シス・トルーパーたちは未知領域に潜伏していた。
- その星域は非常に不安定で危険な場所だった。
- 皇帝パルパティーンの死後、艦隊は重力井戸を避けながら、未開の宇宙が広がる未知領域で生き延びてきた。
- 彼らは任務を全うするべく、発見されるのをそこでずっと待っていた。
- 皇帝に仕えるシス・トルーパーたちは巨大な艦隊に隠されていた。
- おそらく、皇帝が復活を果たし、銀河を再び征服するという野望と関係している可能性がある。
- 第二デススターはパルパティーンの最後のプロジェクトではなかった。それぞれのスターデストロイヤーにデススター並みの「惑星すらも破壊可能な武器」が備わっている。
…とこんな感じ。そして、どうやらこれは亡き皇帝の「コンティンジェンシー・プラン」と関係がある模様。

これだけの軍勢が未知領域に潜伏していて、ファースト・オーダーともこれまで一切接触がなく、銀河のどこかで独自に生き延びてきたとなると…。
正直言って、シストルーパーの中身は普通の人間だとは思えない。そうなると
「クローン兵の軍隊」
と考えると一番合点がいく。

自分は当初は懐疑的だったのだが、さすがにこれだけの軍勢がファーストオーダーとは別に存在し、しかも統率が取れていたとなると、クローンアーミーという線も出てきた。
カイロ・レン
自分的に今回のスペシャル映像の中で一番のお気に入りは、なんといってもカイロ・レン!最高指導者がちょっとだけかっこよくなって帰ってきた!

いやー、それにしてもレイとの決闘のシーンですが、想像以上に本気で倒しにいってるね。

自分の予想としては、どのようなストーリーであるにせよ、最終的に「ベンのリデンプション」でフィニッシュするのがほとんど必然だと思っている。ただ、そこに至るまでのプロセスと理由付けが全く読めない…。
いやホントに、今回のストーリーは全く読めない。
おそらくこの辺の「カイロ・レンの転向」には、パルパティーンの脅威が大きく関わってくるのだけは間違いないと思うのだけど。
レイのトレーニング
レイがセーバースローして木をなぎ倒すシーンですが、これはトレーニング・リモートに向けて投げているようです。


なかなかかっこいいシーンです。レイの力が格段にアップしている様子がうかがえる。
ちなみに、今作のタイムラインについてはまだ公式情報はないものの、おそらく前作から約一年後というのが濃厚です。そして以前のインタビューによると、レイの修行はあれから順調に進み、最後の局面を迎えようとしているとのこと。
そうなると、おそらくジェダイ・ナイトになるための最後の試練が「真の敵に立ち向かう」とこんな感じなのだろうか。まあ、そのまんま『ジェダイの帰還』と同じ流れなのだけど、でもやはり、この辺は予想どおりEP6のルークと同じルートをたどっているのかもしれない。
ここで気になるのが、トレイラーのルークのセリフ
「我々は全てを伝えた。千の世代が君の中に生きている。だがこれは君の戦いだ。」
明らかにレイに向けての言葉だし(ここには変化球はないと思う)、そう考えると、やはりレイの「ダークサイド堕ち」はありえないように思える。

思い返すと、『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』のそれぞれでカイロ・レンから誘いを受け、レイはそのどちらも拒絶していた。レイのライトサイドの精神は相当強固なものだし、それはシークエルを通して一貫している。
だから正直、三部作のラストで曲芸っぽいシナリオ(レイのダークサイド化)を辿るのは考えにくいものがある。
C-3PO
目が見事に真っ赤。これも印象的だった。

どうもリーク情報によると、今作ではドロイド工場が登場し、そこでC-3POになにかメモリーをアップロードする(?)らしい。やはりそれが影響してランボー化するのかな?
以前のリークポスターでも、ボウキャスターを構えた雄姿を披露していたくらいだし。

EP2のアリーナシーンの再現!という感じになるのかもしれない。
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