『スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス』公開20周年記念、当時を振り返る

オリジナル三部作から時を経て、新たに制作されることとなったプリクエルトリロジーの第一弾『スター・ウォーズ エピソードI / ファントム・メナス』(1999年公開)ですが、実はこの作品が自分にとって初めて映画館で観たスターウォーズでもあります。

先日の7月10日、このファントム・メナスが日本で公開されてちょうど20周年を迎えました。時間が経つのはホントに早いですね。

今ではすっかり「昔の有名作品のリブート」が溢れかえり、物珍しさはなくなったけど、あの当時はファントム・メナスが公開されるにあたり「スターウォーズが帰ってくる!」ということで、自分の中ではすっかり頭の中がそれ一色になったのを覚えている。

なんせあのスターウォーズの新作だからね。

あれから20年経ったということで、ちょうどいい機会だし、今回の記事では当時のことを少し振り返ろうと思います。

ノベライズ

20年前、当時自分は高校生だった。映画が凄く好きで、かなり頻繁にレンタルショップに通っていた。その中でも特にお気に入りのジャンルがSFだった。あの時代は、宇宙や荒廃した近未来をテーマにした映画もさることながら、終末思想も相まってか天変地異系の大作映画も多かった気がする。

そんなとき、スターウォーズの新作が公開されることを知って、自分の中で気分が一気に舞い上がる。そしてまず心掛けたことは、

「せっかくだから、なるべく前情報を入れずに真っ白な状態で観に行こう」

と、そんな感じで決心していた。だからテレビや雑誌の特集とかは一切目を通さなかった。

そんなある日、コンビニにて思いがけない出来事に遭遇する。映画公開はまだまだ先という時期なのだが、なぜか店内では小説版がすでに販売していて、それを手に取ってしまったのだ。そう、あの当時は…

ノベライズが映画公開前に発売されていた!

これ今では絶対考えられないと思うのだけど、当時は普通に売ってたんですよ(笑)

ウーキーペディアによると、原書は1999年4月21日に発売され、翻訳版は5月3日に出版とのこと。もしかすると自分が手にしたのもその辺りかもしれない。だから、映画公開の2ヶ月以上前にすでに盛大にネタバレしていたことになる。

今調べてみたところ、『クローンの攻撃』のノベライズは映画公開の3週間前、『シスの復讐』は3ヶ月前にそれぞれ発売されており、プリクエル三部作の頃は一貫して小説のリリースが先だったことが分かる。

話を戻すと、コンビニの棚でファントム・メナスの小説を見かけて「うーん、どうしようかな…」ってな感じで迷った。でも、1~2週間くらいなら普通に我慢できるけど、さすがに2ヶ月待つとなると…まあやっぱり難しい。自分には無理だった。

というわけで、記念すべき初のスターウォーズ体験だが、映画館に入る前にすでにストーリーが完璧に頭に入った状態、いわば万全な体制でスクリーン上映に挑むことになる。

©Lucasfilm
©Lucasfilm
©Lucasfilm

ポッドレースの結果も、パドメの正体も、ダース・モール戦の結末も、あれらぜ~~んぶ分かっていた。というか、小説を読んだおかげで映画に出てこなかったことまで知ってた。

実は先日、この話を知り合いのアメリカ人にしたところ、向こうも同じ状況で、その人も公開前にノベライズ版を読んだと言っていた。だから世界的にそうなのだろう。ひょっとしたら今この記事を読んでいる人の中にも、同じ経験をした人がいるかもしれない。

昔と今との違い

現在とは違い、当時はまだシネマコンプレックスに移行する前だった。チケットを買って一度入場すれば、あとは何度でも視聴できる形式なのだが、今思うと懐かしさを感じる。

思い返すと『エピソード2 / クローンの攻撃』(2002年)の頃には、自分が住んでいる地域ではどこもかしこもシネマコンプレックスに様変わりしていた。ファントム・メナスのときはその過渡期で、最後の時代だったのかもしれない。

ただ、なぜか不思議なことに、映画館にファントム・メナスを観に行った日の記憶が一切残っていない。まあ、おそらくいつもと同じようにあのときも駅前で今川焼を買って、それを食べながら映画を観たに違いないが。

©Lucasfilm

それはさておき、映画の内容自体は結構楽しむことができた。シリーズ全体の中でもおそらくワースト1位2位の評価を争うであろうファントム・メナスだが、自分は今でもかなりポジティブな感情をもっている。やはりこれには「映画館でのスターウォーズ初体験」というワクワク感も影響しているのかもしれない。

あの当時はまだネット社会ではなく、ある意味、全く違う社会が広がっていたともいえる。批評家やファン、一般層の反応などが自分の耳に入ることはなく、ファントム・メナスが不評だということすらも随分後になるまで知らなかった。

インターネットが生活の一部となった現在、居住地関係なくファンと関われるのが素晴らしい反面、ネガティブな意見もすぐに目にしてしまうのが難しい部分でもあるかもしれない。自分が面白いと思っているものが叩かれるのを見るのは嫌な気分がするし、知らない間にそれに影響される恐れすらもある。

ファンの集まり

ところで今でこそ、このようなスターウォーズのファンサイトまで作って、ちまちま記事を書いて投稿するなんて面倒なことを続けているのだけど、それ以前は全く違っていた。ファンサイトや昔でいうBBSとかそういうのは一切見たことがなかったし、ファンクラブにも入ったことがない。

自分は地方(福井)に住んでいるのだけど、どうしても都会と違って、スターウォーズファンが集まれる場所を探すのは難しい状況にある。近場でファンの繋がりがあったら、例えば、映画が公開されたときに一緒に観に行ったりして交流もできるし、そういうのを見るとホントに羨ましく思う。

関東の人とか、あとツイッターでも東北のファンが集まってるのを見たことがあるけど、あのようなグループは最初は何がきっかけで知り合ったのかな?こっちにはファンのグループがないから、そうなるともう自分で作るしかないのだろうけど。

ただ正直、自分はコスプレとかそういったものには興味ゼロなので、グループを作ったとしてもやることは多分、映画を観に行くのと、たまに集まってライトセーバーを練習するくらいしかなさそうだけど。

とまあ、今回はこんな感じかな。

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