最近、別の作品のプレスツアーをおこなっているデイジー・リドリーですが、当然、質問は12月公開の『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』にも及んでいます。
今回のUSATODAYのインタビューの中では、
- エピソード9の内容。前作までと比べると。
- レイの両親
- デイジー・リドリーのスタント
- ファンセオリー
- 最後のジェダイの批判について
など、気になるテーマについて直接答えているデイジー・リドリー。
特にエピソード9の内容について聞かれた際には、前作2作品と比べて「子供たちが冒険に出るかのよう」と語り、アドベンチャー色が強いストーリーであることがうかがえます。
エピソード9
(『フォースの覚醒』は馴染み深くて、スター・ウォーズの世界を楽しみながら再体験するものだった。一方、『最後のジェダイ』は暗く、危険な作品だった。『ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』はそれと比べてどうだろう?)
デイジー・リドリー: ジャンルでいうと前作のふたつとは異なっていて、これは映画が公開されれば明らかとなるはず。とても感動的なの。先の2作品とは違った流れなのだが、楽しさもたくさんある。前作ではジョン(ボイエガ)がいなくて本当に寂しかったのだけど、ふたりはまた一緒に戻り、しかも今回はオスカー(アイザック)もその一員だ。私にとっては、子供たちが冒険に出るような感じがする。
「子供たちが冒険に出るような感じ」
たしかにトレイラー映像を見たときの第一印象が「戦争のラストバトルというより、冒険活劇のような雰囲気」といった感じだった。やはりアドベンチャー路線のストーリーなのかな?ポーの格好も『アンチャーテッド』のネイサン・ドレイクっぽいし。

というか、邦題の『スカイウォーカーの夜明け』がまだいまいち慣れないな。
レイの両親
(レイの両親については強烈な関心が寄せられていて、『最後のジェダイ』で「何者でもない」と判明したときには多くのファンが満足できなかったようだ。最新作ではあの話にさらに何か出てくるのだろうか?)
デイジー・リドリー: J.J.エイブラムスはその疑問には答えが出ると話していた。だから映画が終わる頃には、それがいったい何なのか知ることになる。
レイの宙返り
(『ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』のトレイラーの中で、レイがTIEファイター越しに宙返りをしたときには、みんなさぞかし驚いたことだろう。あのシーンの中で自分で実際にやったのはどのくらいだったの?)
デイジー・リドリー: 事前に確認はしていたのだけど、やっぱり足首を骨折するリスクがあって、それで全てを自分ですることは出来なかった。だけど私が宙づりになる場面もちょっとあって、映画ではそれを見ることができる。面白いことに、スタントの95%は私自身でやったのだけど、あれだけが全部自分でやったわけではなかったの。みんな「おー、あれはクールだ」となっていたけど、私は「うわぁ」って感じ。

ファンセオリー
(エピソード9のファンセオリーの中で、特に面白いと思ったものはある?)
デイジー・リドリー: 今回はそんなに見ていないの。前回めちゃくちゃウケたのが、タイムトラベルをして赤ちゃんのときのカイロ・レンが出るというやつ。くだらないよね。そういえば、私のエージェントの息子さんが「今度のタイトルはブルーになるはずだ」と言ってたことがあって、それで私は「あなたどうしてそんなこと知ってるの?」という感じだったの。
『最後のジェダイ』に集まった批判
(『最後のジェダイ』の公開後、脚本兼監督のライアン・ジョンソンが受けた反発は大きかった。映画をリメイクして、ルーク・スカイウォーカーのキャラクターを見直すよう、たくさんのファンが要求していた。この論争には驚かされた?)
デイジー・リドリー: 特に驚かなかった、ノーよ。これってちょっと違うんだよね。今のインターネットの時代ではみんな何かしら意見があるの。だけど私はそれもフェアだと思う。もしみんなにとって大事なものがあって、こうなるべきだと思っているのにそうはならなかったら。間違って作られたと彼らが思うのもフェアなこと。もちろん、そうだとは言ってないけど…。結局の所、ライアンが映画監督だし、それでもひとりの人間が映画の全てを決定できるわけではないし…。でも表現の自由はあるからね、もちろん。
実は最近、デイジー・リドリーはソーシャルメディアをやめた理由についてもかなり率直に語っていて、上記の話を聞いてそのことを思い出した次第です。
他のインタビューでも、エピソード9のことなど色々面白いことを話しているため、しばらくデイジー・リドリーのインタビュー記事ばかり取り上げることになりそう。

Source: USA TODAY
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>『フォースの覚醒』は馴染み深くて、スター・ウォーズの世界を楽しみながら再体験するものだった。一方、『最後のジェダイ』は暗く、危険な作品だった。
アンチep8のやな感じのインタビュアーですねw
熱心なファンは同じもの(お約束)を常に欲しがるもの。
JJはその辺が大の得意(STAR TREKとか)
ライアン・ジョンソンは、変化しないものは良くない。変わるべきという考え。
これってルーカスの考えに近いんですよね。
久しぶりの再始動で、出だしがキャッチーなJJで惹きつけて
謳いたいテーマをライアン・ジョンソンが語る。
結果的に一番良かったと自分は思いますね。
スターウォーズに関してはみんなが喜ぶものを作るっていうのはもう無理なのかも。
でも、ネットだとどうしてもネガティブな声が拡散されがちだけど、ほとんどのファンは仮に不満があってもそれなりに楽しめてると思うんですよ。新しいスターウォーズが見れるだけでもありがたい!って感じで。