スター・ウォーズ実写テレビドラマ第一弾となる『ザ・マンダロリアン』ですが、昨日のパネルステージにてついに情報が初公開となり、メインキャラクターについても紹介がおこなわれました。
本シリーズの気になるリリース日は「ディズニー+」がサービス開始となる11月12日とのことで、ディズニー+のロンチと共にデビューを果たすようです。
今回のセレブレーションではトレーラー映像も公開されることが期待されていたのですが、残念ながらそれは叶わず、どうやら会場参加者限定という形で披露された模様です。しかも披露された映像ですが、
- 短いシーンとメイキング風景を合わせた映像(ライブ配信がいったん切られたときに会場で流された)
- トレーラー映像(ライブ配信終了後、会場で披露)
と、実に2種類もの映像が現地参加者にサービスされたようです。
まあ今の時代、見ようと思えばなんでもネットで見れるので、自分もすでに見たわけですが。この感想については後述します。
メインキャラクター
マンダロリアン
主人公のマンダロリアンを演じるのはペドロ・パスカル。「クリント・イーストウッドを手本にした」とのことで、作品の雰囲気についても”セルジオ・レオーネのマカロニウェスタン風”のスター・ウォーズといった感じだそうです。

「古き良き西部劇」「侍映画」「モラル的に疑わしい人物」「名を持たない男」
…とまあ、カッコいい要素を全て詰め込んで出来た結果がこのキャラクターだと語ります。
しかし、名前がないとのことですが、そうなると作品内ではいったいどのように呼ばれるのかな?まさかずっとマンダロリアンというわけではなさそうだし、その辺が気になります。


カラ・デューン
ジーナ・カラーノが演じるのはカラ・デューン(Cara Dune)で、反乱軍のショックトルーパーを務めていた人物。

自分も最初これを聞いて「ん?」となったのですが、帝国軍ではなく”反乱軍の”ショックトルーパーです。
デイブ・フィローニとジョン・ファヴローはこの点について質問を受け、「反乱軍サイドにもこのような兵士が存在した」と明かしており、どうやら空からパラシュートのようなもので降下し、前線でタフな作戦を実行する突撃部隊だった模様です。
キャラクターの人物像に関しては、
戦争が終わり、デューンのような退役軍人は当てもなくさまよい、自分の新しい居場所を探そうとする。彼女もまた、過去の記憶や自らの行為に苦しめられている。例えそれが正義の名の下におこなわれたとしてもだ。
ちなみに会場で流されたトレーラー映像には、マンダロリアンとデューンが出会うシーンも収録されています。
グリーフ・カルガ
カール・ウェザースのキャラクターはバウンティハンター・ギルドを束ねるリーダー、グリーフ・カルガ(Greef Karga)。名無しのマンダロリアンを雇い、彼を危険なミッションに送り出す人物。

彼はバウンティハンターの集団を束ねていて、このギルドのリーダー的な存在となる。
凶悪な連中がひしめいている世界だ。彼はとても価値のある商品をクライアントに届ける必要があり、そのために遂行者を探している。そんなある日、”マンダロリアン”と呼ばれるバウンティハンターと出会い、このマンドこそが仕事を成し遂げられる男だと確信し、彼を送り出すことになる。そしてマンドはなすべきことをなすまでだ。
感想
実は以前のリークに「マンダロリアンの装備がアップグレードする」との情報があったのですが、今回披露された画像からは、たしかに一部装備の変化が確認できます。
肩パットと胸当てに注目すると、当初はブラウンのものだったものが、ヘルメット同様にクローム色へと変化していることが分かります。おそらくこれがシーズン1の最終形態なのかな?


ちなみに写真のストームトルーパーはファンクラブ「501軍団」のメンバー。デイブ・フィローニいわく「撮影にたくさんのストームトルーパーが必要になった。そこで思い付いたのが彼らだ」とのことで、501軍団の人たちの撮影参加がこうして実現したようです。
マンドに話を戻すと、ちょっと気になったのが、どうやらこのマンダロリアンはジェットパックを使用しないらしく、期待していただけにそれが少し残念に思った次第です。
ジェットパックがないとなると、基本的に『ハン・ソロ』のベケットのようなガンスリンガータイプに近く、トレーラーを見ても規格外に強いわけではなさそうだし、エンフィス・ネストのような飛びぬけた感じはなさそうです。
例えば、トレーラーからの一場面ですが、カラ(ジーナ・カラーノ)と格闘戦になり、お互いパンチをお見舞いし、最終的に地べたに寝転がってブラスターを向け合い、はいドロー!みたいな感じで、カラとは互角のようです。
他にも基本的にジェットパックはないので、あの装備で地べたをずっと走っているわけです。そうなるとマンドの装備を着ている普通のブラスターキャラといった感じで、どうも特別感がなく、期待していただけにその辺りが気になった次第です。
まだボバ・フェットのような只者ではない感が伝わってこず、それが少し拍子抜けしたというか、期待していたほどではないなーという印象です。

ただまあ、まだショート映像しか見てないし、この辺は特にどうってことはないのですが。
それに、コンセプトアートの一部にジェットパックを装備しているものも確認できたため(背後を描いたアートのため、マンドと同一人物かは不明)、おそらくエピソードが進むにつれ装備がアップグレードされ、どこかの段階でジェットパックも備わっていくのかな?まあ、この辺はひとつ期待したいところです。
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