EP1からEP8までのスカイウォーカーの出来事を描く、スカイウォーカーサーガ決定版ともいえる小説『The Skywalker Saga』(そのまんまのタイトル!)が発表されました。
著者は小説『ファズマ』を書いたデリラ・ドーソン(Delilah S. Dawson)で、自身のツイッターアカウントにて本作についての告知もおこなっています。
デリラ・ドーソンの説明によると、「EP1~EP8の出来事をスカイウォーカー自身の視点から語る作品」「おとぎ話形式」「物語と一緒にゴージャスなアートも楽しめる」とのことです。
これはつまり…キッズ向けに今公開されているアニメ『Galaxy of the Adventures』の書籍版のような感じで、特にスカイウォーカーにフォーカスした物語、ということなのでしょうか。
レイも登場
本作の特徴はスカイウォーカーの物語が「本人たちの視点」で語られることにあるわけですが、なんといっても注目はそのラインナップにレイもいることです。
Writing this book was a revelation for me as a lifelong Star Wars fan. Watching the movies in order– closely and critically– on repeat– and seeing the themes, choices, words, and destinies of Anakin, Luke, Leia, Ben, and Rey ripple down… y'all, I cried. A lot.
— Delilah S. Dawson (@DelilahSDawson) January 31, 2019
登場人物はアナキン、ルーク、レイア、ベン、レイで構成され、彼らの視点から映画の出来事が語られます。執筆のために何度も見返したデリラ・ドーソンは、彼らの運命を考え「たくさん泣いてしまった」とのこと。
それにしても、なぜスカイウォーカーサーガにレイがいるんだ?と疑問がわいてきますが、それに対するデリラ・ドーソンの返答は、
これはネタバレでもなんでもない。私もみんなと同じ映画を見た。特に秘密の情報を得ているわけではない。継承は血統のみに限られはしない。ベン・ソロは母親、師、祖父によってつくられた。レイはルークのセーバーに呼ばれた。私にとってはそれだけで十分だ。
My darlings, there are no spoilers here. I watched the same movies you did. I don't have secret information. Inheritance doesn't have to rely on blood. Ben Solo is a product of his mother, his mentor, his grandfather. Rey is called by Luke's saber. That's enough for me.
— Delilah S. Dawson (@DelilahSDawson) February 1, 2019
なるほど。
「ルークのライトセーバーがレイに呼び掛けた」
これはEP7からも明らかで、さらにEP8の小説ではレイはコズミックフォースに選ばれた存在であることが判明しています。つまり、スカイウォーカーサーガを語る上では、レイは欠かすことのできない存在といえます。

「スカイウォーカーサーガの最終章」とされるEP9ですが、この”スカイウォーカー”の中にはカイロ・レン(ベン)やルークだけでなく、レイもその一員として考えておいたほうがよさそうです。
『The Skywalker Saga』は2019年9月3日に発売予定。
それにしても、一番大事なサーガのラストは含まれてないじゃないか!とツッコミたくなりますが、それは映画を見てのお楽しみっていうことですかね。
5ブランドが揃う唯一のディズニー公式サービス「
Disney+ (ディズニープラス)」。スター・ウォーズ、ディズニー、ピクサー、マーベル、ナショナル ジオグラフィックの映画やデジタルコンテンツをまとめて楽しめる!