『スター・ウォーズ エピソード9』の日本での公開日が12月20日に決定しましたね。ちなみに海外も同日公開のようです。
いよいよスカイウォーカーサーガの最終章ということで、情報は早く知りたいけれど、それでもやはり重大なネタバレは避けたい…と相反する気持ちをもつのがファンの心理かもしれません。
私も『最後のジェダイ』のときは、5日前くらいからは危ない場所を避けていたのですが、重大なネタバレを避けたいなら、今回もだいたい同じやり方で大丈夫だと思われます。
現時点では当サイトにてリーク情報も掲載しているのですが、逆に11月、12月と公開日が近づく直前期にはそういった情報を取り扱うのはやめ、『最後のジェダイ』のときと同じように、レッドカーペットイベントやその他の情報から推測される「ネタバレ危険日」をお知らせするつもりです。
あとですね、10月、11月にはインタビュー記事を含めたオフィシャル情報が数多く登場することが予想され、今の時期に目にするようなリーク情報や噂の内容に関しては、直前期には公式情報として普通に出回っている状態になります。
そのため、今現在のリーク情報などについては、(もし本当であれば)どのみち公式に説明される内容なので、それほど神経質になる必要はないかもしれません。
ただ、一応書いておきます。
※今回の記事には映画のネタバレが含まれる可能性があります
レン騎士団の新情報
間違いなく今作での一番の目玉になるであろうレン騎士団(ナイツ・オブ・レン)。これについての注目の新情報が浮上しています。
MakingStarWars.net(MSW)は情報源から聞いた話として、レン騎士団とカイロ・レンのストーリー展開を伝えており、一部はまだ推測の域を出ないものの、EP9のストーリーを考える上で大きなヒントとなりそうです。
- ある情報源によると、「The Beyond」の脅威がカイロ・レンを脅かす。
- この脅威はカイロ・レンとレイが繋がるきっかけとなる。ストーリーのどの時点で発生するかは不明。
- 別の信頼できる情報源いわく、ナイツ・オブ・レンは「The Beyond」から帰還した
- 「The Beyond」が未知領域を指すかは不明。
- ナイツ・オブ・レンは今作のストーリーに大きく関わってくる。そのため”The Beyondの脅威”とはナイツ・オブ・レン自体を指す可能性が高い。
- 「シストルーパー」と呼ばれる赤いストームトルーパーの部隊が新たに登場。カイロ・レンがシスになるのか、それとも単なる俗称なのか、その辺は明らかではない。
- シストルーパー部隊はカイロ・レンとナイツ・オブ・レンの命令にのみ従う。
- シストルーパーの存在はナイツ・オブ・レンの私設隊のようなもので、ファースト・オーダー内部に争いがあることを示唆する。
- ちなみにレイの髪型はEP7とほとんど同じ。
これらの噂がいったいどう繋がってくるのか?ここから先は推測なのだが、次のように話が展開していく可能性がある。
どうやらカイロ・レンは銀河を掌握するために、大規模な軍を結集する。しかし最終的に「The Beyond」のことでカイロ・レンとレイは結束する。ナイツ・オブ・レンはシスのようなものかもしれないし、またあるいは、ナイツオーダーのナンバー2の人物が暴走し、カイロ・レンが前作でしたのと同じように、今度は自分がカイロを殺して最高指導者になろうとするのかもしれない。
…とまあ色々書かれてありますが。これが本当であれば今作はかなりセーバーバトルが期待できそうです。
ストーリー予想については、やはり前作でスノークを殺害したことにより、EP9ではファースト・オーダー内部のパワーゲームが展開されるのかもしれません。

カイロ・レンとFO幹部との衝突。やがてナイツ・オブ・レンの一部メンバーがカイロ・レンに牙を向き、四面楚歌状態になるカイロ・レン。かなり追い詰められた状況となり、それがきっかけでレイとの共闘の流れに繋がる…??
こんな感じですかね。
「The Beyond」とは
それにしても「The Beyond」とはいったい何なのか。どうやらMSWもその辺はまだはっきりとつかめていないようです。
私自身もこの話を聞いたとき、当初は「The Beyond」が意味するのは場所、つまり銀河の未知領域と解釈していたものの、話の流れやストーリーのボリューム的に考えて、「未知領域からの脅威」が今作でいきなり紹介されるとは考えにくいものがあります。
そうなると、”The Beyondからの脅威”はナイツ・オブ・レン自体を指し、「The Beyond」もナイツの存在、あるいはナイツが任されていたミッション内容に関係していると捉えるのが自然かもしれません。

また余談ですが、実は小説『アフターマス』シリーズには、ダークサイドを信奉するカルト組織「Acolytes of the Beyond」(以下、アコライト)が登場しており、以前の記事では「この組織が後にレン騎士団になるのでは?」と予想したことがあります。
レン騎士団の起源?ダークサイドを崇拝する集団「Acolytes of the Beyond」
個人的には今回の「The Beyond」と「Acolytes of the Beyond」の関連性が気になって仕方がないです。
正直、自分の頭の中もまだ混乱していて、考えがまとまっていないのですが、ただそれでも一応思いついたことを列挙すると…
- 以前のインタビュー(たしかJ.J.エイブラムス監督)にて、レン騎士団はカイロ・レンが加入する以前から存在していたと語られる
- ベイダー亡き後もアコライトはベイダーを崇拝し続けていた(小説より)
- 元々のアコライトメンバーはフォース能力をもたないが、あれから30年が経ち、今はダークサイドの能力者がいてもおかしくない
- 後から加入したはずのカイロ・レンがナイツのリーダーになったのは、ベイダーの血統と関係?
- ベンが連れて行ったというルークの元弟子の一部(おそらく一人か二人)は、ベンと一緒にレン騎士団に入ったかもしれない
- ケリー・ラッセルはルークの元弟子で、現在はナイツのメンバー?カイロ・レンのストーリーに関わってくることを期待
- 「Acolytes of the Beyond」のビヨンドとは”死の超越”を意味する(小説より)
- ダークサイドのゴースト、古代のシス卿の要素が登場?ライアン・ジョンソン監督は「ルークは死ぬ必要がある」とマーク・ハミルを強く説得していたが、この辺の要素につながる?
- なんらかの強力なダークサイドの存在がベンを苦しめる。ルークがそれをベンとレイに警告し、レイは再びベンを助けようとする…??
- スノークはナイツ・オブ・レンを未知領域探索のミッションに送り出していた?以前に小説で紹介されたフォースの秘密やダークサイドの起源と関係?
- 未知領域探索のミッションの中で、新たなメンバーがナイツに加入していて、それがカイロ・レンの脅威として立ちはだかる…?マット・スミスが演じるのはこの役?
…と、『アフターマス』で登場したアコライトが後にナイツ・オブ・レンになると仮定して、少し予想してみました。
まあね、今の時点ではほとんど妄想、与太話の類です。自分でも分かってます!
ただ、なんらかの新しい敵、脅威が登場し、カイロ・レンとレイが共通の敵の下に結束するという流れはありそうです。特に今作はダークサイドの激しいアクションが期待できそうで、これはかなり楽しみです。

Source: MSW
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