映画『ハン・ソロ』とのタイアップ小説、『LAST SHOT』(4月15日発売)は3つの異なる時間軸が舞台というユニークな作品で、それぞれランド&L3-37編、ハン&チューバッカ編、ハン&ランド編の物語が登場します。
特に、現在視点のストーリーはEP6後の世界が登場し、夫であり父親ともなったハンのもとにランドが現れ、ふたりが一緒に冒険をするというファン待望の展開につながります。
残念ながらランドは続三部作には今のところ姿を見せていないのですが、今作『LAST SHOT』では気になるランドの行く末も扱われていて、プレイボーイのランドが最終的に下した決断を知ることができます。
3つの時間軸
ランド&L3-37編 – 映画『ハン・ソロ』より前
クルーメンバー
- ランド
- L3-37
ハン&チューバッカ編 – 映画『ハン・ソロ』より後
クルーメンバー
- ハン
- チューバッカ
- サナ・スタロス
ハン&ランド編 – 小説の現在、エンドアの戦いから2年後
クルーメンバー
- ハン
- ランド
- チューバッカ
- カーシャ
- タカ
- ピークパ
主な登場人物 – 現在
ハン・ソロ

銀河のレジェンド。妻のレイアは共和国の再建に忙しい中、ハンは幼いベンと悪戦苦闘の日々を送っていた。夫としても父親としても不向きなことを痛感し、銀河の旅を密かに夢見ている。
そんなある日、ランドがハンのもとを訪れたことで騒動が始まる。
ランド・カルリジアン

ベスピンの重要人物。ファッションのカリスマで、軽妙なしゃべりが特徴。かつての恋人、Kaasha Bateenと再会したことで、彼女とそろそろ落ち着こうかと考え始めている。
チューバッカ

惑星キャッシークが独立を勝ち取った後、ハンとは別れ、故郷で家族と一緒に暮らし失われた時間を取り戻そうとしていた。ウーキーの子供たちが謎の敵によって誘拐されたことで、彼らを救うべく、ハンとランドに加わる。
KAASHA BATEEN

美しい青い肌をもつトワイレックの女性。軍事戦略のエキスパートで、ブラスターの扱いにも長ける。イウォークの言葉が理解できる稀有な存在。
ランドの昔の恋人でもある。
TAKA JAMOREESA

若き凄腕パイロット。野望に満ちた悪党。惑星オルデラーンの破壊により、両親を亡くす。レイアの指揮の下、新共和国のエージェントとして活動している。ハンとランドは目立つことを避けるため、パイロットとしてタカを雇う。
モン・モスマによる新共和国政策の下では、武装解除が進んでいた。しかし、タカの船”Vermilion”は表向きは平凡な貨物船だが、実は十分な武器が備わっている。
PEEKPA

イウォークが生んだ天才ハッカー。テクにかけてはピカイチ。エンドアにて妹の命がチューバッカに救われたことで、チューイを敬愛している。銀河広しといえども、マズ以上にチューバッカを愛するのは、このイウォーク以外いない(ピークパは女)。
言葉が少し理解できるが、話すことはできない(反対にメンバーはイウォークの言葉が話せない)。基本的にピークパは身振り手振りで意思疎通をはかろうとし、それがコミカルな要素にもつながる。
ストーリーのプロット
マッドサイエンティスト
物語のヴィランは狂信的な科学者、Fryzen Gor(フライゼン・ゴア)。彼はかつて外科手術を学んでいた学生だったのだが、故郷ウータパウでギャングに誘拐されるという辛い経験をし、彼は変わってしまう。
死にゆく友人を救おうと奮闘する中、彼は人体のもろさを前にして、医学に関する考え自体に疑問を抱く。そして、ドロイドに価値と永続性を見出し、生物の肉体を軽視するようになる。
「人体が失われたとき、機械はその代わりになるが、なぜその逆はないのか?」
こうして彼は友人を殺し、彼の腕をメディカル・ドロイドに接着するという外科手術をおこなうことになる。その後、ゴアは生物とドロイドの融合を試みるため、様々な実験を試み、そのために必要なものは全て殺害してきた。
ゴアはキル・オーダー(殺害指令)を銀河中のドロイドに下すことができるデバイスを保有していて、これを奪い取ることが小説『LAST SHOT』のメインプロット。
ランドとカーシャの結末

ランドは自分がずっと悪党(scoundrel)だったことを自覚し、それはこれからもずっと変わらないだろうと認める。だが、ランドはそれでもカーシャに伝える。
「君の悪党になりたい。君だけの悪党に。」
小説のラスト、ふたりは手を取り一緒に歩んでいく。
5ブランドが揃う唯一のディズニー公式サービス「
Disney+ (ディズニープラス)」。スター・ウォーズ、ディズニー、ピクサー、マーベル、ナショナル ジオグラフィックの映画やデジタルコンテンツをまとめて楽しめる!