『ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー』で初登場となるドロイド”L3-37”についての撮影の裏話が披露されています。
L3-37は知能が優れた「自立型ドロイド」で、ランドの相棒兼ビジネスパートナーというキャラクターです。女性型ドロイドであり、フィービー・ウォーラー・ブリッジが演じることが紹介されています。
このキャラクターに関して、『ローグ・ワン』のコスチュームデザイナーを務めたGlyn Dillonが、L3-37の撮影の舞台裏を明かしています。それによると、
- ウォーラー・ブリッジはモーションキャプチャーのスーツを着ていない
- L3-37のコスチュームをそのまま身につけていた
- それをVFXのチームが編集し、彼女の各部分が骨組みや機械の内部に置き換えられた
つまりK-2SOやスノークと違い、L3-37は基本的にはフィービー・ウォーラー・ブリッジそのものだということのようです。これは非常に面白い話です。
スノークは正確にはヒューマノイド・エイリアンなのですが、見た目は人間というキャラクターでした。アンディ・サーキスがモーションキャプチャーを務め、それを完全CG化してスノークが誕生します。

一方、L3-37は完全に見た目がドロイドで、人間の要素が一切ないにも関わらず、撮影自体はモーションキャプチャーを使用せず、演じたフィービー・ウォーラー・ブリッジも実際にL3のコスチュームを身につけて撮影をおこない、最終的にそれに映像加工(VFX)を施したとのことです。

私はCGとVFXの違いがよく分からなかったのですが、簡単にいうと、「フルアニメーション」と「実際の映像と合成」というアプローチの違いがあるようです。
Source: instagram
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